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肝臓 ~犬の慢性肝炎~

#肝臓 は、「沈黙の臓器」でありながら、
ほとんどの栄養素の代謝を担っている必要不可欠な臓器です。

肝臓で行われている代謝を、人工的に工場で行うとすると、大阪市ぐらいの面積の工場の大きさが必要だそうです。

肝心要の「肝」という字にも使われてますね。

肝機能が障害し栄養失調+食欲低下

栄養の不足によりさらに肝疾患を悪化

となるので、

肝疾患には栄養療法・食事療法が必須となります。


犬の #慢性肝炎 は、原因が不明な事が多いですが、一部の犬種では、他の犬種よりも慢性肝炎を起こしやすいということが分かっています。


家族性の素因がある犬種として、

#ベドリントンテリア 、 #ウェスティー  (ウェスト・ハイランド・ホワイト・テリア)、 #スカイテリア  、 #ドーベルマン ・ピンシャー、 #コッカスパニエル  、 #ラブラドール が知られています。


特定の犬種で多いということは、慢性肝炎に遺伝的な素因が影響している可能性を示唆しています。


これらの犬種の中で、遺伝的な欠損が実際に確認されている犬種として、ベドリントンテリアが有名です。
ベドリントンテリアでは、 #銅蓄積性肝炎 が #常染色体劣性遺伝 することが分かっています。

また、
ドーベルマン・ピンシャーでは、慢性肝炎の成り立ちがベドリントンテリアと異なっており、

#銅 と #鉄 の濃度の増加が関連していると分かっております。


これらの犬種では、

肝疾患を発症していなくても、銅などの制限を行う価値がある場合もあります。

手作りご飯を実践している場合も、栄養組成の計算を行う事をオススメします。


レシピの計算が苦手だよーという方は、いつでもご用命ください。


#犬 #猫 #手作りフード #手作り食 #犬ごはん #猫ごはん #ペットフード #ペット #栄養 #食事療法


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