映画レビュー「プレデター:ザ・プレイ」

シンプルでわかりやすいシリーズ第5作
★3

2022年製作。
ディズニープラス限定公開のシリーズ第5作。
 
私は元々モンスタームービーが大好きで
もちろんプレデターシリーズも大好きなんですが
世界的にもキャラクターとしてのプレデター人気は別格ですね。
エイリアンに次ぐレベルの人気を誇っていると思います。
だから終わる事なくシリーズが作られ続けます。 
 
シリーズ1作目で
未知の生物として登場したプレデターは本当に衝撃的でしたが、
2作目で「強き者を称え、決して弱者は狩らない生粋の狩人」という
キャラクター設定が作られて
以降はその設定をしっかり守ってシリーズが継続されて来ました。
 
しかし1作目当初は
ここまでスタンダードに近いような人気キャラになるとは
予想もしなかったですね。
 
もうキャラとしてはある種「ゾンビ」みたいなもので
見る側はプレデター自体の姿形や性質もよく知った上で見るので
あとは「どういうシチュエーションで人間と戦うのか」
という部分だけが新作の興味になると思います。
 
といいつつ、
実はプレデターも1人ずつ同じ姿でも同じ性格でもないので
今回のプレデターはどんな顔をしてるのかな?どんな奴なのかな?
という部分もシリーズファンとしては楽しみの一つではありますね。
 
 
今回は1700年代のアメリカを舞台に
未開の地での原住民族のコマンチ族とプレデターの戦いを描いています。

シリーズの中では最も古いお話という位置づけのようです。 

純粋な「狩人 VS 狩人」という構図の戦いなので
すごく潔いですし、
ストーリーもシンプルそのもので
何も考えずに楽しむモンスタームービーとしては最高だと言えます。
 
 
プレデターシリーズの最新作という時点で
SF映画としての画期的な作品にはなりようもないと思いますが、
「キャラクターとしての新しいプレデターが動いている姿が見られればそれで幸せ」という私のようなシリーズファンにとっては
充分に楽しめる最新作だと思います。
 
 


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