土布って何種類あるの?【前編】
土布の多くは綿糸を染めてから手織り機で土布を織ります。
色んな柄を作るため、手と足で機織り機を操作し、複雑な柄の組み合わせを作ります。
勤勉な農家の奥様たちは綿の植え、綿糸つくり、色染め、揺紗、布の織りなどすべての工程を含めると72通りの複雑な作業を熟し一つ一つ丈夫な布を完成させます。
種類も豊富で有名な藍印花布を始め小藍格子布、井字布、被単布、衣衫布等、代表的なものだけで約22種類ほどの土布があります。
ここでは6種類の土布の種類を紹介します。
【白骰子】
浙江省平湖
70~80年代
青浦/昆山/平湖の地域でよく使用された柄。
男性の上着によく使われた生地です。
【加紅紗白骰子】
浙江省平湖
70~80年代
女性の上着によく使われた生地です。
【八葉(页)綜】
上海崇明
50年代
織り方は非常に複雑で江南では最高な織り方。
【胡椒眼】
上海崇明
70~80年代
この柄は現代でも見受けられる柄です。
【井字骰子提花】
上海崇明
70年代
【毛藍布】
上海青浦
50年代
上海青浦地区で高齢者のジャケットや女性のスカートとして使われていました。実用性が非常に高い。現在では非常にまれなものとなっています。
残りは後編でご紹介致します。
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