NY 1日目 | 自分、アメリカ人くらいアメリカのこと知ってるっぽい

「アメリカの文化めっちゃ知ってる自分 | 無意識に西側のイデオロギーに染まりまくってるかもって思った」

ニューアーク空港からUberを配車し、僕らは車でAirbnbで取った宿まで向かった。

Ed Shiran が流れるUberの車内で、外を眺めたり、事前に日本でインストールしたAiraloというeSIMサービスの活躍によって12時間ぶりにインターネットに繋がったInstagramのストーリーを見ながら到着するのを待った。

空港からは大きな幹線道路と高速道路が都市に向かって伸びている。高速を降りるとガソリンスタンド(シェル石油)とファストフードのお店(マック)が立ち並んでいて、車でそのまま入れるようになっている。緑のサインにはNewYorkと書かれていて、車はGoogleMapの指示に従ってサインの方向へ進む。

全部知ってるな。と思った。目に入ってくるものが大体知っているものだ。東京みたいな街だな、と思った。

絵に描いたような都市

違う、東京がアメリカなのかもしれない。

MacDonals / Starbucks / Dankin Donuts / Shell / H&M / Google / Ed Sheeran / Uber / 幹線道路 / 信号機 / サイン / 路上のパイロン / 車 / 消防車 / サイレン / T shirts / スニーカ / 落書き(アルファベットのグラフィティ) / etc…

初めてアメリカに来たのに、見たことのあるものばかり。そして目に入ってくるもの全てが、自分の想像するニューヨークっぽい。わざとやってるんじゃないかって思えるくらいにニューヨーク。

Airbnbの部屋につき、テレビをつける。

アメリカすぎる通販番組。なにやら凄そうな洗剤を売る番組の中で、ブロンドの白人女性が「Wow!! This is so reasonable!」みたいなこと言っている。想像通りのアメリカすぎる。

小さい頃からアメリカの映画って何個見ただろうか。200個くらい見てる気がする。東京の生活スタイルとツールとサービスには、アメリカにオリジンがあるものは何個あるんだろう。小さい頃から触れすぎているので、どれがアメリカなのかがよくわからない。道路 / 車 / って概念さえもアメリカにオリジナルがあるなら、東京はめちゃくちゃアメリカみたいな街だ。

信号機や高速道路や車社会や郊外の概念 / ガソリンスタンド、ファストフード、インターネット…全てアメリカを真似て日本に導入された?東京はめちゃくちゃアメリカみたいな見た目をしている。

ロシアと中国の映画をもう少し多めに見ようかな。

そう思った1日目 / おわり

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