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いつも自分は下を向いて歩く

 自分は前を向いて歩くのが苦手だ。よく人と目があうのでそれがとても気まずすぎて嫌いだからだ。下を向くといっても、真下を向いてるわけではなく斜め前くらいを見て歩いてるので人とぶつかったことはない。しかし、変なことばかり考えながら歩いているので、たまに危ないときがある。その時だけはさすがに頭を上げて歩く。
 はたから見れば、危ないし変なやつに見えるかもしれない。しかし、案外下を向て歩くのも悪くない。そのもっともな例としては
”お金が落ちている時がある”
これである。何ならこれしかない。下を向いて歩くだけで稼げるなんてこんな嬉しいことはない。一度、小銭がぽつぽつと一定の間隔で落ちていてそれをトトロのメイちゃんがどんぐりを拾うシーンの時のように小銭を拾ったことがある。

 確かに、道端で人目を気にせず小銭を拾うのは恥ずかしいかもしれない。実際自分も恥ずかしく、何度か拾わなかったことがあった。しかし、あるツイートを見て考えが変わった。それは、金属バットの友保氏のツイートだった。それは、「100円を見つけたが拾わず結局その日一日その100円のことで頭がいっぱいになり後悔した」という内容だった(2021年7月4日のツイートなので探してぜひ見てほしい)。
 
 自分は幼いころから今までずっと、色々と何もできず後悔しがちだった。だがこの友保氏のツイートを見て、人の振り見て我が振り直せではないがそれからは、小銭が落ちていれば人目を気にせず小銭を拾えるようになった。それと同時に、やはり何事もやらない後悔よりもなんでも人目を気にせずやってしまった方が良いということを改めて思い知らさしてくれた。


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