寒湿阻絡について

🔴寒湿阻絡…とは内外の寒邪と湿邪が下注して経絡を阻滞する病態です。

中医学では、経絡中の気血がスムーズに循っていれば、痛みやしびれなどが存在しないと考え、寒湿の外邪が気血の流通を阻むことで痛みやしびれが発生します。寒湿の外邪が反復して侵入する原因は、個体の虚弱(気血虚弱)のことが多いので、治療では補気や補血の併用をします。

🔴対応病症
●筋肉や関節が痛み、痛む部位は一定しています。
●患部は冷たく冷えると痛みがつよくなり、温めると軽くなります。
●手足は白くやや浮腫(むくみ)状、上下肢がだるく重い、寒がりと四肢の冷え、時に顔の腫れがあります。

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