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大恋愛②

『こんばんわ〜』

二人の女性が入ってきた。

第一印象、『半端ない…。付き合いたい。』と思った。
一人は黒髪ショートで顔がはっきりしていて、芸能人で例えるなら、宮崎あおい的な雰囲気で顔もめちゃくちゃ可愛い。
だがタイプではなかった。

僕が付き合いたいと一目惚れしたのは
もう一人だった。
細身でスラっとしていて、身長は160ちょい。
暗めの茶髪に巻かれた髪。
そして純粋に顔がドストライク。
よく『顔より性格』とか『美人は3日で飽きる』などと言う人がいるが、僕は断然、自分の好きな顔を重視する。

芸能人で言うならば、戸田恵梨香のような雰囲気の若干気が強めの人だった。
そして忘れないで欲しい僕はまだ20歳になってもないガキである。相手は3歳年上である。

20歳の時の23歳とは、いまの24歳と27歳の差とは比べ物にならないほど『格上の美女』という感じがして、何から話していいのかそして全てを見透かされてるようなそんな感じがしたのを覚えている。

でもこの時僕は覚醒した。
その時、カラオケみたいに全国ランキングが出ていたら、飲み会ランキング全国一位だっただろう。
そのくらい楽しかったし、笑ったし、話も噛み合ったし、完璧な飲み会だった。
そして早めのお開き。
帰り際にサラッと『連絡先…』と言ったら
いつものようにハッキリ言わなかったからか
『まだ今度ね〜!』と言われて帰られた。

『終わった。』

▶︎▶︎▶︎明日へ

#連絡先 #恋愛 #年上 #エッセイ