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コーンフレークの栄養グラフを再作成してみる⑤(最終)。厚生労働省「食事摂取基準(2020年版)」を利用

前回まで4回記事を書きましたが、
今回で最後にしたいと思います。

コーンフレークの栄養グラフを厚生労働省「食事摂取基準(2020年版)」を利用して再作成してみました。

結論だけ見たい方は目次の「グラフ」から見るとよいかと思います。

グラフ等の内容はあくまで私見ですので、ご了承ください。


目的

コーンフレークの栄養グラフを厚生労働省「食事摂取基準(2020年版)」を利用して作成

前提

・対象
栄養素はケロッグ コーンフロスティのものを参考にしております。
数値に幅があるものは、多いほうを採用しています。
例)たんぱく質 7.8~8.8 ⇒ 8.8

スクリーンショット (663)

・基準(1日の必要栄養素量)
栄養素の基準値は厚生労働省発表の「日本人の食事摂取基準(2020年版)」を利用しています。

上記基準の25%を比較値とする。
1日の必要栄養素量の25%を比較する基準値としています。
ケロッグ コンフロスティのグラフと整合を図りました。
1日の25%の栄養を朝の栄養と仮定しているようです。

補足

・指標の優先順位
基準値として用いる指標の優先順位は次のとおりとしております。
1.推奨量
2.目安量
3.目標量
4.推定平均必要量

各指標の記事はこちら
各指標の意味や優先順位の理由などを記載しています。

・今回の比較対象から外している栄養素
脂質、炭水化物、糖質です。

理由はこちらの記事を参考ください。


グラフ

作ったグラフを貼っていきます。
性別、各年齢別。

・男性

スクリーンショット (674)

※食物繊維については数値「-」となっているため、グラフ上「0」扱い

スクリーンショット (675)

※食物繊維については数値「-」となっているため、グラフ上「0」扱い

スクリーンショット (676)

スクリーンショット (677)

スクリーンショット (678)

コーンフロスティに書いてあるグラフは「8~9歳の男性」を対象にしてます。概ねこんな感じかな、という感想です。

スクリーンショット (679)

スクリーンショット (680)

スクリーンショット (681)

スクリーンショット (682)

スクリーンショット (683)

スクリーンショット (684)

スクリーンショット (685)

スクリーンショット (686)

・女性

スクリーンショット (687)


スクリーンショット (688)

スクリーンショット (689)

スクリーンショット (690)

スクリーンショット (691)

スクリーンショット (692)

スクリーンショット (693)

スクリーンショット (694)

スクリーンショット (695)

スクリーンショット (696)

スクリーンショット (697)

スクリーンショット (698)

スクリーンショット (699)

スクリーンショット (700)

感想

年齢によって、随分グラフが変わるんだな思いました。
年齢別に必要とする栄養が異なってくるということがわかりました。

コーンフロスティのグラフには食物繊維の記載がないです。
食物繊維を入れるとグラフがへこみがちです。
食物繊維は目標値なので、記載しなかったのかなと。
食物繊維は別途摂取したほうがよさそうですね。

今回グラフの対象外とした糖質ですが、
コーンフレークって結構甘い気がします。
成分表を見ると35.9g含まれています(牛乳込)。
1日に摂取するエネルギーが2,000kcalの場合、1日に250gから325gの炭水化物(糖質)を摂取することが望ましいようです。
他の食事とバランスを見てにしようと適度にしようと思いました。


作ってみて、正直割と時間がかかりました。。
もう少しささっとできるかと思っていたのですが、
データの加工など結構手間でした。

興味本位で始めるのもよいですが、
もう少しあたりをつけてからにしようと思いました。

(追記)

グラフが見づらかったので、
グラフだけこちらに貼りました。




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