【episode1】頭から血の気が無くなるとはこういう事だ
CT写真を見せながら。
今すぐ医者を辞めたい主治医「下手したら生命に関わるぞ、これ。どうでしょうさんなら分かるでしょう?」
いや、分かりません。
何を?
どうと?
今すぐ医者を辞めたい主治医「これから難病治療に取り掛からなきゃいけない。ウチでは手術が出来ないから転院手続き取ってね、紹介状書いておくから」
意味わからんし!?
難病に罹患していたのは父方の伯母がパーキンソン病だけしか知らないのに。
家族は皆んな疎遠なのに。
何の神様のイタズラなんだ!と思った、もう年末もそろそろ近くなった2020年。
私は•••
決して幸せな人生は送ってないが(現在進行形)、神様から恨みを買った憶えは一度も無い。寧ろ買う方が多い。
介護の現場はムリになった今。私は新たな武器(仕事に資格)を探さなければならなくなったと同時に、後に、
どうでしょう「あのさ。今、私がやってる事って、どっかの事業所に登録して専属ヘルパーとして契約して賃金貰わなアカンと思うけど。身体がしんどいよ」
と役所に嘆きを呟く始末。
難病治療という終わりの無いマラソンは、ゆっくりと時間の針を動かし始めた。
それが未曾有のウイルス『コロナ禍』で混乱する状態の、2020年冬の私
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?