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制作関連の話題

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DOCTRINEの制作に関する話題が中心。 撮影で思ったこと感じたこと心懸けていることなど諸々。
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#創作

「人物を撮っている」ことを念頭に、「なぜラバーなのか」質感を適切に表現する。

いまやラバーウェアを纏った人物の写真を見ることは珍しいことではありません。 ハリウッドや国際的に活躍するモデル、著名人がパーティー/セレモニーウェアとして身に着け注目を浴びる、いわゆる「アイキャッチ」要素としている光景をよく見かけますね。 ただ、改めて「なんでラバーなの?」という視点で見ると、そこに必然性はほとんどありません。単に珍しく面白いから「目立つ洋服」という程度の認識にしか感じ取ることはできません。 これは、マニアックな趣味などのシーンでも同様に感じるようになりまし

DOCTRINEの「はじめまして」。特殊な写真を撮るユニットの自己紹介。

―「フェティッシュ」という言葉は少し前にバズワード的に散らかされ搾取され使い古されてしまった。いまは、残滓みたいな感じ。 なので、あえてフェティッシュという言葉を使った表現を意識的に避けるようになった。 はじめましてわたしはフォトグラファーやヘア&メイクさん、そしてモデルとなる様々なフィールドで活躍している人達と「DOCTRINE」という組織名で写真作品を作る活動をしています。 6年近く前(2023年5月末現在)に活動を始めて写真はZINEやデジタルで売っているものの、小金