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一日ヘッド博士三昧ありがとうございました!

ファンジン発売から一年経って7月10日の「ヘッド博士の日」にようやく開催できたイベント「一日ヘッド博士三昧」。トークショーとDJイベントを合わせて8時間の長い一日でしたがお陰さまで無事終えることができました。

ツイッターのスペースによるトークショーは参加者が397人、リスニング/リプレイの累計が2326人と多くの方々にお聴き頂けました。

漫画家/コラムニストの渋谷直角さんにはリアルタイム世代として『「1991年という時代」ふたたび』をテーマに、当時通っていたレコード屋の話から編集者時代の先輩の「ヘッド博士」に対する手厳しい評まで、渋谷さんがこれまでのインタビューなどではお話しされたことがなかったリアルタイム世代ならではのエピソードを披露頂きました。

一方、「ヘッド博士」が発売された1991年にはまだ生まれていなかったポピュラー音楽研究者の加藤賢さん(1993年生まれ)には「ヘッド博士とわたしーU40 ver.ー」をテーマに、意外なフリッパーズギターとの出会いから「渋谷」という街の考察までお話し頂き、加藤さんご自身が語っていた通り「考古学者」の研究発表のような興味深い内容でした。

最後のファンジン質問大会は編集部の大久保祐子さん、取材協力者のみっこさん、小夜子さんに参加頂き、ファンジンでは語りきれなかった思い出話に花が咲きました。リスナーの方からの「出待ちしたことはありますか?」「再結成は望みますか?」の質問に困りつつも三者三様のお答えはファンならではのものでした。

なお、トークショーは今月末までアーカイブとして残しますので聴きのがされた方はぜひこちらをご視聴ください(準備のため再生開始から約18分は無音が続くことをお詫びします)。また編集部の照井葉風さんが今回のトークショー用にブログ「1990年1月、忍び寄るヘッド博士」をnoteで公開されましたのでぜひこちらもお読みください。

https://twitter.com/i/spaces/1OyKADDozmaxb

場所を変えて東京の四ッ谷のBar DOCTOR HEADでのイベントはDJ募集に応募して下さったNishiさん、Yusuke Akamatsuさん、RRRRRRR(Honeyby
あまいものないと/Bar薫る)の3人のU40のDJとファンジン・デザイナーのAoki Tadashiさんが「わたしたちの1991年とヘッド博士」をテーマに回してくれました。

トップバッターのNishiさんは90年代ネオアコ/インディーポップ、この日のために大阪から参加してくれたAkamatsuさんはマンチェなどのダンスミュージック、Bar DOCTOR HEADでご自身のイベントを定期的に開催しているRさんは渋谷系/ネオ渋谷系、とそれぞれの「1991年」を聴かせてくれました。

(左上から)Aokiさん、シマダさん、Akamatsuさん、Rさん、Nishiさん

3人のDJが終わった後the CarawayのシマダオサムさんによるSpecial Acoustic Live。今回のイベントのために特別にフリッパーズ・ギターのカヴァーをショートVer.でたっぷり演奏してくれました。手製のルーレットによるリクエストコーナーもあり大いに盛り上がりました。

シマダさんも主催者も「楽しすぎてアドレナリン出まくり記憶が曖昧」ですが当日の曲目メモ
シマダさんお手製のリクエストルーレット。「アクアマリン歌いたかった!」(シマダさん)

リアルタイム世代の意地を見せてくれたDJのAokiさんがストーン・ローゼズの「I Am the Resurrection」をかけ終えると、最後は「グルーヴチューブ」。曲がフェードアウトしたところで「ほんとのこと知りたいだけなのに夏休みはもう終わり」でイベントを締めました。

最後は主催者がグルーヴ・チューブ元ネタメドレーをやるつもりだったのですが8時間の長丁場で寄る年波に力尽きました…


改めてスピーカーの渋谷直角さん、加藤賢さん、大久保祐子さん、みっこさん、小夜子さん、DJのNishiさん、Akamatsuさん、Rさん、Aokiさん、素晴らしいライブを披露頂きましたthe Carawayのシマダさん、素敵な場所を提供頂きましたBar DOCTOR HEADさんに感謝します。

何よりトークショーをお聴き頂きました皆さん、Bar DOCTOR HEADにお越し頂きました皆さん、本当にありがとうございました!次の周年の時に皆さんの中から、また「世界塔よ永遠に」と呼び掛け、ファンジンやイベントなどで『ヘッド博士』の「記憶」を「記録」する方が現れることを願ってやみません。

Forever Doctor Head's World Tower!

主催者:トオルa.k.a.スケル


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