等身大の合気道

 これまで、「合気道・技のテクニック」や「超初心者のためのシリーズ」を公開させていただきましたが、おかげさまでどちらも反響が大きく、筆者といたしましても望外の喜びです。DLマーケットでの販売開始から半年足らずで、両商品合わせて500人以上の方に購入していただきました。

 ここで「合気道のテクニック」など技の他に、メンタル的にどのように持って行けば良いのかという質問メールを多くの購入者からいただきました。個別に十分な対応ができませんので、今回は様々な合氣道家の話からヒントを得て欲しいという思いからアップさせていただきました。

 確かに今までアップしてきた資料(「合気道・技のテクニック」や「超初心者のためのシリーズ」、「合気道・技術の基礎」)は客観的な記述がほとんどでした。今回は少し読み物として肩の力を抜いて楽しんでいただける資料になっています。

また合気道をやったことのない方や、これから始めようと思われている方にもお勧めです。

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【本書の内容紹介】

 合氣道を習い始めてしばらくして見えなかったことが見え始めてきます。合氣道そのものが好きで、脇目も振らずに頑張ってきた人がフッと立ち止まる時が必ずやってきます。それは飽きている場合もあるし、スランプにぶち当たってしまった場合もあると思います。そういう時皆さんはきっと周りの人を観察すると思います。皆さんの周りに参考になる生き方をしている人がいますか？

合氣道家の生の声が聞くことができる貴重な資料

合氣道を始めてすぐの人から数年にいたる人まで、総勢35人の合気道道場生に、これまでどのように合気道に向き合ってきたかについて書いてもらいました。 これはとても貴重な資料だと考えています。その理由は2点あります。

成長の過程が記されている資料は存在しない

1点目は、達人の合氣道に関する記述は多くの書店で出回っていますが、素人の、特に習い始めて1年目くらいの合氣道家の記述は世の中に出回っていないということです。 達人の話はとても面白く読み物としては良いのですが、違った見方をすれば達人の話は合氣道を職業としている偏った人の意見とも言えるわけで、自分の生活とかけ離れていてあまり活かせない可能性が高いということです。

本当に使える思考回路は、自分と等身大あるいは少しだけ進んだ人の意見です。学生であったり社会人であったりそれは様々です。しかしそれは書店に並んでいることはありません。これは非常に残念なことで、これは普通いくらお金を積んだところで、機会が無いと知り得ることのない大変貴重なものです。

多種多様な人間模様に触れられる

2点目は、そういった合氣道の話は稽古中にはほとんど聞くことが出来ないということです。すなわち、仲が良くなった特定の人と飲み会などをして、個人的にしか聞くことができない話が、本書では赤裸々に語られているのです。これの意味するところは、合氣道の技がスゴイ人だけれども、人間的には苦手な人からの意見も聞けるということです。さらにその人達がプライド等が邪魔して語りたがらない苦労話にも触れることができるという点は注目に値すると思います。

総勢35名分収録の大ボリューム

それらの点を考慮すると、35人分も収録されている資料は未だかつてなかったと思います。本当に様々な角度で語られています。きっと皆さんと近い考え方の人に出会うことができると思います。近い考え方の人の意見はすんなり入ってくるはずですし、これからの合気道稽古の貴重な指針となることでしょう。35人分の原稿料が発生していますので少し設定金額が高めですが、A4サイズ全50ページで新書並みのボリューム・情報量ですので楽しく読んでいただけたらなと思います。

ご購入の前に

お使いのパソコンやスマホに、「無料のAcrobat Reader DC」をインストールされていれば、問題なく表示されます。予めPDFファイルが開くことができる環境かどうかご確認してからご購入にお進みください。インストールされていない場合は、ご準備くださいませ。

PDF：疾風の氣士たち（44,862文字程度）
は続きのページからダウンロード可能です。