見出し画像

$NEWT はBDCとして投資し続ける価値があるか? Newtek Business Services Corp. Q2 2021 Earnings Conference Call 抜粋

BDCとしての投資対象であった$NEWTですが、買収によりBDCから金融持株会社へと移行することになりました。それに伴い、これまでの高配当が維持できなくなるという見方から、株価が急落しています。

本日は直近発表されたNEWTのECから方針を読み取ります。


■ Investment Summary

●1998 年に設立され、2000 年 9 月に上場し、 10 年以上にわたり、ラッセル 2000 と S&P 500 を一貫してアウトパフォームしてきました。

●19 年以上の融資実績があり、複数の融資サイクルを経て、豊富な経験を有しています。 

●当社は、企業構造を変更することにより、成長のための資金調達手段を拡大・強化し、株主に利益をもたらすことができると考えています。 ⇒ 今回の買収の意義

●NewtekOne Dashboard™にすべてのソリューションを追加することで、すべてのビジネスおよび金融ソリューションをかつてないほど簡単にクロスセルする能力が大幅に強化されると考えています。

●Newtekは、新しい構造の下で、株主への配当を継続することを期待しています。⇒ 配当を維持すると主張

参照:https://investor.newtekbusinessservices.com/static-files/12b0d2f4-cbe4-427e-abec-c248c1ed0922


Adaptability of Newtek’s Business Model

2020年と2021年の前半は、Newtekの23年の事業の歴史の中で最も困難な年の一つでしたが、Newtekは、独立した事業主のニーズを満たすために、ビジネスモデルを迅速かつ効果的に転換することができました。Newtekは、このパンデミックの間、経済に不可欠であることを証明しました。 Newtekとその投資先企業は、ローン商品、マーチャント・ソリューション、マネージド・テクノロジー・ソリューション、ペイロール・ソリューション、保険代理店ソリューションを中心としたNewtekとその投資先企業のビジネス・ファイナンス・ソリューションにおいて、2021年後半から2022年にかけて市場機会と成長を獲得するために非常に有利な立場にあると考えています。


2021 Dividends(配当方針)

2021年8月10日、当社取締役会は、2021年第3四半期の現金配当を1株当たり0.90ドルとし、2021年9月20日現在の株主名簿に登録されている株主に対して、2021年9月30日に支払うことを宣言しました。2021年第3四半期の配当金は、2020年第3四半期の1株当たり0.58ドルに比べて55.2%の増加となります。 Newtekの現在の2021年の年間配当予想では、会社の業績と取締役会の承認を条件に、2021年の年間配当予想範囲の中間点である1株当たり1.05ドルの配当金が予想されており、これは123.4%に相当します。 当社は、2021年第2四半期の現金配当を1株当たり0.70ドルとし、2021年6月30日に、2021年6月15日時点で登録されている株主に対して支払いました。


■ 2022 Estimated Metrics

当社は、2022年第1四半期のBDC配当ガイダンス1を今後30日から45日の間に発表し、今後3四半期の事業活動の透明性を市場に提供するよう努めます。当社の2019年通年のANII(1株当たり2.33ドル)は、PPPローンプログラムの収益が含まれておらず、パンデミック前に達成されたものであるため、今後の予測のベースとして使用することができます。


参照:https://investor.newtekbusinessservices.com/static-files/d9345446-b1ac-412d-a1ef-3c543f08a543


■ 犬の所感

買収急落後のNEWTですが、Q2のECを読んで思ったのが、“NEWT自身はBDCのやり方を維持するつもりがあるのでは?”ということでした。ただし、今後の配当については30日~45日以内に発表するとのことですので、この発表がされた後に、改めてBDCとして投資価値があるかを判断する必要がありそうです。



♡スキ ボタン押していただけると嬉しいです。





この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?