会話の数が減ってくると

高校卒業して県外の会社に就職した。今までいた友達や親がいない所なのでもちろん今までよりか会話の数が減った。

同期が4人いて自分含めて3人が県外からの就職だった。集まってはやっぱり友達が多い地元に戻りたいという会話が多かった。

結局自分以外の県外出身の同期2人は辞めて地元に帰った。仲良かった後輩や同じ高校の後輩も辞めていったとき自分は本当はどうしたいのかわからなくなってきた。確かに地元に帰れば友達がいて楽しそうだが仕事はあまり選べないんじゃないかとか色々考えていた。

そうした中で周りの知り合いや友達がおらず話す相手が会社の人ばかりになっていた。今までペラペラ出ていた言葉もなかなか出なくなってきたり、声が弱々しくなっていったり、会話も下手になったなと自分でわかるくらいになっていった。人と喋るとそうしたネガティブなイメージがついてしまい、顔が赤くなったりもして喋るのが嫌いになっていった。そうして1人になる時間が多くなると表情も乏しくなり、感情表現とかも下手になっていった。どうにかして変わろうとアパレルショップなんかで店員さんと話すのを心がけて何日も行っていた時期もあったがなかなか上手くいかない。年齢を重ねるごとにもっと上手く会話したいという思いとは裏腹に全然話せない自分の理想と現実とのギャップに1人で楽しめるパチンコに逃げてしまった。

感情表現は最近ハマった"日向坂で会いましょう"だったり、オードリーも漫才を見たりして笑うのでそこで表情を鍛えてる。また会話はラジオなんか聴いたりして話の間だったりトーンだったり喋りだけで聴いて楽しませる出演者の技術を勉強していきたい。もともと話すのが好きなので変な先入観やネガティブなイメージを消すのは時間かかりそうだが昔のように純粋に楽しく話せるようになりたいと思う。