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【続】直管蛍光灯のお手軽なLED化(安定器をバイパスする工事等は不要、蛍光灯と点灯管を交換するだけ)【節電・省エネ】グロースターター照明器具

先週、台所の天井に取り付けられている照明器具(ラピッドスタート、40W ×2本)でお手軽なLED化が上手くいったので

間接照明として床の間に取り付けらている直管蛍光灯(グロースターター、15W×1本)を週末に交換してみました。

オーム電機の製品を取り寄せましたが、今回は(昼光色、昼白色、電球色のうち)昼光色を選びました。(照明器具に内蔵されている安定器に合わせてグロースターター用、ラピッドスタート用、インバーター用の製品が揃っていますが、ランプフリー照明器具用の製品はありません。)

従来の直管蛍光灯とほぼ同じ大きさのパッケージ(細長い箱)に梱包されていますが、一つ前の記事で紹介したラピッドスタート器具用のLEDランプとは異なり、通常の直管蛍光灯とほぼ同じ太さです。

(上)梱包箱
(中)専用スターター(ダミースターター)とLEDランプ
(下)グロースターター(点灯管)と直管蛍光灯
(上)専用スターター(ダミースターター)とLEDランプ

(写真右側の口金(端子)は短絡(Pin Shorted)されています。)
(写真左側の口金(端子)にのみ(片側)給電されます。)

(下)グロースターター(点灯管)と直管蛍光灯

取り寄せた製品はグロースターター銅鉄式安定器が使用されている照明器具専用ですが、従来のグロースターター(点灯管)をパッケージ(細長い箱)に同梱されている専用スターター(ダミースターター)と交換した後に直管蛍光灯と差し替えるだけ(安定器をバイパスする工事等は不要)で動作するので、取り付け作業は簡単です。(※ 専用スターター(ダミースターター)は端子間が短絡されているだけなので、従来の蛍光灯と一緒に使用しても、蛍光灯は点灯しません。蛍光灯と一緒に使用すると、安定器を損傷する可能性があります。)

LEDランプの使用に際して、点灯管(グロースターター)は必要ありませんが、既存の配線をそのまま利用するために、従来の点灯管の代わりに専用スターター(ダミースターター)を取り付けます。中身は(単なる)銅線や銅板ですが、専用スターター(ダミースターター)で短絡された既存の配線に必要以上に大きな電流が流れることのないよう、ヒューズが挿入(半田付け)されていることも多いようです。

直管蛍光灯をLEDランプに差し替えた後に撮影したピントのぼけた写真を添付します。本来グロースターター器具は点灯まで2~3秒かかりますが、直管蛍光灯と差し替えたLEDランプは、通電後、直ちに点灯します。色調も明るさも申し分ありませんが、照明器具本体(安定器、他)が寿命を過ぎているので、遠からず、近所の電気店に依頼してLED照明器具を新調したいと思います。

尚、専用スターター(ダミースターター)で照明器具の回路が短絡される様子については、例えば、アーファーさんのブログをご参照ください。

また、他社で販売された類似製品を分解した事例については、例えば、どらえさんや yas さんのブログをご参照ください。


蛍光灯とグロースターター(点灯管)を取り付けた照明器具の回路


LEDランプとダミースターターを取り付けた照明器具の回路
(片側給電 - LEDランプをどちらの向きに差しても点灯します。)


グロースターター照明器具用のLEDランプ




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