【06】独特毒々手記

ご機嫌様。

皆様休日はどの様にお過ごしでしょうか？

私は朝から雨だったので、1日中家に引きこもっていました。

雨ってなんか憂鬱になりますよね。とでも言うと思ったか！

そんなことないです。私自身、雨は好きな部類に入ります。
まぁ、だからといって「ジャブジャブに濡れるのが好き」とか、「洗濯物が台無しになるのが良い」という訳ではありません。
むしろ、嫌いです。

じゃあ何が好きなんだよって話ですよね。
それはそれは、

雨が降る外の雰囲気が好っき

そうです。これなんです。
いつもよりも薄暗く、冷たい空気が漂っている。どこか寂しさと同時に生命の温もりも何処か感じられる。
この雰囲気が好きなんです。

なんだテメェ、カッコつけてんじゃねえよ。
雨なんて今を働く主婦の大敵じゃぁねぇか！！
という声が聞こえてきます。
物書きを続けていると己の幻聴が聞こえる様になります。
私自身はこの幻聴をそのまま書いている人に過ぎません。
果たしてこの文章に私自身の意思は反映されているのでしょうか？

雨もそうです。
雨は好きだと言ってますが、これ自身、私の意思としての発言なのでしょうか？

雨は嫌いです。
昨日の夜、洗濯物を干したのですが、雨によりそれが台無しになってしまった。
今日は記事の撮影をしようと思っていたが、雨により中止になってしまった。
食料品の買い出しにも行けなくなった。

これが、本来持つ私自身の答えなのかも知れません。

もしくはこれが己の幻聴なのかも知れません。

どちらが私自身の意思としての答えなのかは分かりません。

ただ、これだけは言えます。

私は雨が好きなんです。

なんてったって、この雨の降る景色をもう2時間も見続けている。
普段なら、貴重な休日をこんな事に使うなんて時間の無駄だ！なんて言ってると思います。

ただ、不思議と今の私には静寂が訪れています。
心地の良い雨音と澄んだ空気で肺をいっぱいにし、ただ落ちてくる雨と心を通わせます。

水の粒が生まれてから自由落下し、地面に激突するまでの13分間。
雨はこの短い人生をどう生きているのだろうか。

おわり