なぁなぁ主義とは違う、なぁ〜なぁ〜主義

四季の移り変わりはとても早い。

稲作を人の都合で行わない僕達にとっては、季節のうつろいにとても敏感になる。

料理一つ取っても、路地物・天然物を使用していると、その年の季節の移り変わりの早さには、とても驚かされるものだ。

桜の芽が出てきたなぁ
また種蒔きが始まるなぁ
今年は山菜沢山採れるなぁ
こりゃぁ塩漬けだなぁ
桜の花が咲いたなぁ
田植えだなぁ
草達が生えてきたなぁ
除草作業だなぁ
夏野菜もそろそろ終わりだなぁ
漬け込みだなぁ
米が実ってきたなぁ
稲刈りだなぁ
キノコ達が出てきたなぁ
はせ掛けだなぁ
落葉してきたなぁ
脱穀だなぁ
霜が降りたなぁ
田終いだなぁ
今朝は一段と冷えたなぁ
そろそろ雪降るなぁ
もう正月だなぁ
生酛の仕込み始まるなぁ

とまぁこんな具合で
なぁ〜。
なぁ〜。
なぁ〜。であっと言う間に1年がすぎる。

なぁなぁ主義とは全く違う
なぁ〜なぁ〜主義。笑笑

早すぎる!

この人生ルーティン。人生リズム。
この繰り返しが、どんなに辛い状況であっても良い仕事を産む。あくまで僕個人の話だからなんの参考にもならないとは思う。笑笑

仕事と一括りにしがち・されがちだが、どの様な職種なのかで、労働時間含め関わり方は自ずと違ってくる。

地方にとっての働き方改革とは。
なぁ〜なぁ〜から始まる人生のルーティンからなる人生リズム!笑笑

そんな人生のルーティンの1コマ、夏の始まりを告げる洋スグリ。夏も終盤に差し掛かった8月末の一皿。今年は大活躍してくれたスグリ達。

その季節にしかない小さな食材達。特に終わりとなる頃の物が「とおの屋・要」では最高のメインとなる。そりゃそうだよ。今度逢えるのは1年後なんだから。

夏の終わりの一皿。洋スグリ。ウイキョウ。

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