2020年11月の記事一覧
一億点のヒロインについて冬の夜に思うこと
俺はネオン・スカラ・スミリヤになりたい。
気立てがよく、可愛く巨乳で。己の中に弱さと怖れを持ちながらも、それを克服するだけの勇気を持ち、対峙した運命を見つめる黄金色の瞳。仲間に恵まれ、大きな親愛のやり取りの中にその身を置き、受けた以上の親愛を以て人々を幸福にする、そんな巨乳ヒロインになりたい。
突然の胡乱な書き出しですまない。事の発端は半月ほど前に遡る。
『一億点のヒロイン』
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夜と散歩と出会いについて
人生の不確定性についてしばしば考えるなどする。例えば職場と自宅を往復する生活。職場というものの種類についても考えを巡らせる。レストランなのか、工場なのか、はたまたデスクワークなのか。所属する母集団は自分で動く事なしにはミキシングされないし、職種によって新しい出会いの差は実に巨大なものとなる。人間関係の母集団は得てして、中華ドレッシングのように分離し、滞留してしまう。俺はだから、時折その瓶を意図的
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