高森光晴

富山県高岡出身。浄土真宗親鸞会講師として、40年以上講演活動をしています。日本各地やア…

高森光晴

富山県高岡出身。浄土真宗親鸞会講師として、40年以上講演活動をしています。日本各地やアメリカ、台湾、ブラジルなど、世界各国へ赴いて、主に「歎異抄(たんにしょう)」を通して、親鸞聖人の教えを講演しています。

最近の記事

東京ビッグサイトで歎異抄大学が開催されました

9月8日、東京ビッグサイトで歎異抄大学の一大イベントが開催されました。日本一の広さを誇る会場に 全国から歎異抄ファン陸続と集まり、親鸞聖人の教えに触れ学び感動している姿がとても印象的でした。 歎異抄第7章は「念仏者は無碍の一道なり」と親鸞聖人が人生の目的をハッキリと明示なされています。 私たちが幸福と信じたものは、一夜の夢と消えていきますが、歎異抄には、苦しみが喜びに転じ変わる常識破りの幸福、無碍の一道が明示されています。 歎異抄を大いに学び、親鸞聖人から本当の人生の目的を聞

    • 愛知尾張会館のご縁

      晴天に恵まれ清々しい「山の日」です。愛知尾張会館のご縁でした。 歎異抄のお言葉から人生の目的をお話しました。 歎異抄7章では、念仏者は無碍の一道なりと教えられています。念仏が歎異抄には沢山出てきますが念仏に三通りある事を教えられたのが親鸞聖人です。それが聖人の御教えの真骨頂です。 無碍の一道とは、現在只今極楽往生間違いない身にさせて頂くことです。それこそが人生の目的であります。親鸞聖人のみ教えを平生業成と言われますが 人生の目的を果たさせて頂くところまで、真剣に聞き求めましょ

      • 杜の都・仙台で歎異抄大學サテライト

        杜の都・仙台で歎異抄大學サテライトが行なわれました。 梅雨明け宣言はまだで日差しも強く暑い日です。 東北各地から、多くの方が参集され、最近ご縁を結ばれた方が多くありました。なぜ歎異抄にひかれる人がこんなに多いのでしょうか。 ブッダ・お釈迦さまの教えをそのまま説かれた親鸞聖人のお言葉が、 歎異抄には書かれています。 今日はブッダの説かれた、すべての人の本当の相を明らかにされた仏説比喩経の譬えをお話ししました。

        • 『歎異抄』の真意を、親鸞聖人の主著『教行信証』のお言葉から明らかに

          京都岡崎のみやこめっせにて、歎異抄大學サテライトが開催されました。 から話しました。 『教行信証』冒頭に「難度海」といわれているのは、私たちの人生です。 秀吉と並んで彼ほどの成功者はないといわれる徳川家康は自らの一生を、背負った重荷を下ろせずに歩き続けた人生だったと言っています。 欲しい物を手にいれても、それらに裏切られた一生を、この歌に込めたのでしょう。 難度海の人生に、救助の大船のあることを、親鸞聖人は明らかにされています。 人生の目的は、歎異抄にあります。歎異抄をひら

        東京ビッグサイトで歎異抄大学が開催されました

          岡山・倉敷で開催「歎異抄大學サテライト」」

          全国で開催されている「歎異抄大學サテライト」が岡山・倉敷で開かれました。 中国四国、各地からの参加者で、 メインホールは満席。第2会場で聞かれた方もありました。 『歎異抄』には、親鸞聖人のお言葉が書かれています。親鸞聖人は常に、ブッダの教えを説かれました。 有名な『歎異抄』を知るためのキーワードである「煩悩具足の凡夫」と「火宅無常の世界」を、鮮明に説かれたブッダの講演集、仏説比喩経のお話です。 まことのないこの世にあって、ただ一つのまことを、親鸞聖人から聞かせていただきましょ

          岡山・倉敷で開催「歎異抄大學サテライト」」

          親鸞聖人が一生涯貫かれたご信念の源

           初夏を感じる陽気の富山県、氷見会館でした。親鸞聖人ご生誕850年に親鸞聖人が一生涯貫かれたご信念の源は何であったのかお話しました。親鸞聖人は関東でのご布教中、仏法嫌いの日野左衛門に「雪をしとねに石を枕に」なされてまで伝えられたことは何か。 それは聖人がお生まれにならねば私達が決して知ることができなかった「なぜ生きる」の答えでした。降誕会の大行事を終えて、報恩に燃える皆さんの輝く笑顔がとても印象的でした。

          親鸞聖人が一生涯貫かれたご信念の源

          神戸で歎異抄大學サテライトが開催

          晴天に恵まれたゴールデンウィークの神戸。歎異抄大學サテライトが行われ、関西のみならず、遠方からも多くの方が来られました。 40数回も出てくる「念仏」が正しく分からないと『歎異抄』を読むことはできません。 「ただ念仏のみぞまこと」とは、誰もが平等に、とてつもない幸福になれることを教えられています。 隣のハーバーランドも行楽客で溢れていましたが『歎異抄』を知りたいみなさんで、ホールも熱気いっぱいでした。

          神戸で歎異抄大學サテライトが開催

          「一向専念無量寿仏」を叫ばれた親鸞聖人のご苦労について

          山形県鶴岡の奥座敷・湯田川温泉にある庄内会館でのご縁でした。 新緑が美しい五月晴れの中、東北6県からの参詣者の清々しい笑顔が溢れていました。 流刑の苦難に屈せずは、末代の私たちへ真実の仏法を伝える為でありました。 ご生誕850年の今年、聖人の御恩をかみしめ、ともに出世の本懐を果たすところまで、聞法精進することを誓い、後20日余りご縁のある方をお誘いしましょう。

          「一向専念無量寿仏」を叫ばれた親鸞聖人のご苦労について

          『歎異抄』を知りたい人が世に溢れている

          800人を超える、愛知県大府市の愛三文化会館のホールは満堂になりました。 『歎異抄』に書かれている人生の目的を、ブッダが説かれた譬喩、人間の真実の相をとうしてお話しました。絶対絶命の人類の危機を救う弥陀の本願まことを聞かせて頂きましょう。 ホールだけでなく、建物全館を使っての大きなイベントでした。ことを知らされるご縁でした。

          『歎異抄』を知りたい人が世に溢れている

          仏教の結論である、一向専念無量寿仏について

          新緑の中、野には蓮華草が咲き乱れ、春本番の鳥取のご縁でした。 親鸞聖人の御生誕850年を前に受けし御恩をお話しました。 親鸞聖人は、ご生涯をかけて、何を明らかにして下されたのか。 仏教の結論である、一向専念無量寿仏についてお話しました。 一向専念無量寿仏の御教えを末代まで伝え抜かれる為に何に聖人が命をかけられたのか。 御心を知って850年をお迎えしましょうと皆さんにお伝えしました。

          仏教の結論である、一向専念無量寿仏について

          真実開顕に燃える春

          残雪の中、日差しも春らしくなり、北海道・札幌は、雲一つない晴天となりました。 映画『歎異抄をひらく~関東の親鸞』『世界の光 ・親鸞聖人~完結編』を通して、 仏教の結論である一向専念無量寿仏を、親鸞聖人が徹底して教えられた御心をお話しました。親鸞聖人から受けしご恩にお応えすべく、奮起される北海道の親鸞学徒と真実開顕に燃える春としたく思います。

          真実開顕に燃える春

          京都・伏見の呉竹文化センターで人生の目的を学ぶ

          にて朝は歎異抄をひらくの映画上映、午後は有名な『歎異抄』後序のお言葉について講演しました。雨の降る寒い中、ホール一杯の方々が親鸞聖人の御教えから人生の目的を学ぶご縁となりました。  この世のすべては「そらごと・たわごと・真実有ること無し」 煩悩具足の人間が、不安の絶えない無常の世界に生きているから人生は苦しみの連続になります。 その人間の実相を、お釈迦様の説かれた譬えからお話ししました。 絶体絶命の窮地にある人間の真実の姿は、決して絶望させるためではなく、摂取不捨の幸せに導か

          京都・伏見の呉竹文化センターで人生の目的を学ぶ

          親鸞学徒の本道を、玉名会館で確認しました。

          満開の梅の花が このまま春の訪れを告げる様な、のどかな山々に囲まれた 熊本県玉名会館です。 昨年10周年を迎えました。親鸞学徒の鑑である、蓮如上人のごとく、親鸞聖人のお言葉を提示して、正確に、分かりやすくお伝えする、これが親鸞学徒の本道です。浄土真宗の輝ける未来は、本道を貫くことにあると使命の重さを、九州の親鸞学徒の皆さんと確認致しました。

          親鸞学徒の本道を、玉名会館で確認しました。

          かほく会館の落慶10周年行事

          晴れ渡る青空の下、遠く日本海を望む石川県、かほく会館の落慶10周年行事でした。 能登地震からちょうど1ヶ月、3階建ての各階には参詣者があふれました。 災難や事故にあわない為に仏法を聞くのではありません。どんな目にあっても変わらぬ幸せ者になるためです。 聞法している時も、していない時も、無常は迫っています。 震災を勝縁として、法城建立の意義と、親鸞学徒にしかできない使命を確認しました。

          かほく会館の落慶10周年行事

          常に聖人のお言葉を示して懇切丁寧にお伝えする

          雪景色の滋賀会館。今年初の滋賀でのご縁でした。 親鸞聖人のお言葉は、永久に朽ち滅びることのないご金言です。 わずか18畳の本堂であった、さびさびとした本願寺を、一代で全国に広められた蓮如上人は、常に「親鸞聖人はこう仰せです」と教えられました。 親鸞聖人のお言葉を正しく覚えて、意味を知り、常に聖人のお言葉を示して懇切丁寧に、お伝えする。 浄土真宗の輝かしい未来に向かって、親鸞学徒の使命を確認しました。

          常に聖人のお言葉を示して懇切丁寧にお伝えする

          青年学徒との座談会

          年始からの余震がまだ続いています。富山県射水市の親鸞会館、大講堂にて、が設けられました。 諸行無常の仏説を身をもって知らされ、親鸞聖人御生誕850年の大行事までには真の復興をと立ち上がり集まった、愛山護法の同志の座談会でした。 報恩に生き抜かれた親鸞聖人のご一生です。事故や災難に遭わない為に仏法をきくのではない、どんな目にあっても変わらない幸福になる為と人生の目的を明らかにされたのが親鸞聖人です。青年学徒の質問から具体的に言葉遣いや時間の使い方など、向上心を忘れずに、有縁の人

          青年学徒との座談会