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不登校と節目効果について

中2になった娘は、「2年生になったら学校にいくんだ!」と3月上旬から言い始めて、3月中頃から相談室登校を数回して、4月からは部活に復帰して…と徐々に学校に戻れる準備をしてきたものの、始業式翌日から、休むようになっています。

学年が変わる
学校が変わる…などの節目を機に、学校に行けるのでは? という節目効果を期待するのは親や先生ばかりだけではないのだなぁ…と、改めて娘の言動をみていて気付きました。 

上にも書いたけど、3月から復帰?したいって思ってたのか…と、はじめて娘の学校に対する想いのようなものを感じて、なんだか切なくなりました。

「学校は行かなくてもなんとかなるよ、平気だよ…」と、家族が言っても、「学校には行かねばならぬもの」とか「行かないと大変なことになる」みたいな根深い罪悪感や恐怖みたいものがありそうです。

でもさ。
不登校の親のサポートをされてる内田良子先生は、学校に行くために節目を利用して…というのは効果ないんだって言ってるらしい、というのに私は、ものすごい納得しましたよ。

今回の妹の節目効果だけじゃなくて、お姉ちゃんも高校進学を機に…って節目でのリセットみたいのを本人は期待してたけど、高校生は長期でかつ深刻な課題と向き合う不登校になっていったから。

不登校の理由って、いろんなことが絡みあっての結果だから、大人がどうこうしようとしてもどうにもならないってことを、本当に目の当たりにするたびに思い知る感じです。
なんか、切ないです。

けど。

子どもは成長するし、親から自立して生きてく存在なので、今、私ができることで、娘を歪めない関わりをしたいと思うのですよ。

本人も勉強したい意思はあるので、無理のない範囲で、今の彼女の助けになりそうな本を進めてみたら、苦手な読者も少しずつしているようです。
友だち幻想 という本です。
タイミングあったんだろうな。

1日30分、何ページでもいいから読んで、3段落で感想を書く、というのを学校を休む代わりに家でやる勉強にしました。
一段落目 何ページから何ページまで読んだのかを書く。
2段落目 そこを読んで何を感じたのかを書く。
3段落目 どうしてそう思ったのかを書く。

これ、かなり難しい課題かと思いきや、けっこう読み進めてます。
まだ二日なので、最初だけかもしれないけど、向き合ってる姿勢が愛おしいです。

1ページでも2ページでもいいんだよ…と言ってるのに、たくさん読んじゃうのは、わかんないなりに気になる内容なのかもしれないです。

感想の方は、適当なあしらって書いてますが、かけてるのですごいです。

さて、どうなるか、かなり楽しみです。


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娘の話を書くのは娘に許可とってます。

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