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幼い子を育てている方に読んで欲しい、わたしの子育てバイブル

末っ子の14回目の誕生日でした。

いろんなものを忘れてしまうわたしは、子どもの誕生日であっても、前日の夜まで覚えていたとしても当日の朝に忘れたします。そんな脳みその持ち主です。
今朝も息子からのメッセージで、「そうだった!」と思い出しせたので、寝顔に「おめでとう、大好きよ」と言って起こせてので、本当によかったです。

そんなスタートだった朝、長女の大学生から、「授業で使うので、まだ持ってたら出しといて…」と、言われいた本が見つかりました。
レイチェルカーソンの「センス・オブ・ワンダー」です。

この本は、息子が一歳くらいのときに、近所にできた絵本屋さんでたまたま見つけて買ってきたもの。
作者のことは当時は全然知らなくて、後からとんでもなく有名な人の書いた本だと知りました。

自然との付き合い方、子どもとの関わり方がナチュラルでおもしろくて…な内容で、あっという間に読んでしまったのを覚えています。
後から、海洋生物学者の女性で、自然環境問題について書かれている作家さんであることを知り、自然に対する姿勢に納得してのも覚えています。

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わたしは小さいときに、ほとんど外遊びをしてなくて、家の周りも開発されていたため、自然との対峙の仕方も、遊び方もぜんぜん知りませんでした。
そんな背景もあって、この本の世界観にめっちゃ憧れた気持ちも鮮明に蘇りました。

おかげさまで、息子が幼児のときから外遊びをたっぷりとしました。
子どものため…という気持ちもたくさんありましたが、一方で、自分がやって欲しかったことや、やりそこねたことを、自分のためにやっていたのか?というほど、自分が満たされました。

今でも、子どもたちと遊ぶのは、子どものためであり、自分のためでありを意図しています。
途中から、子どもたちは、わたしに合わせて一緒に遊んでくてるような気もしていました(笑)

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この本は、子どもとの外遊びのための心得的にも、子育てそのものにも有益なヒントをいっぱいくれたですが、今日はオススメの一節を紹介したく…

わたしは、子どもにとっても、どのように教育すべきか頭を悩ませる親にとっても、「知る」ことは「感じる」ことの半分も重要でないと固く信じています。
子どもたちがであう事実のひとつひとつが、やがて知識や知恵を生み出す種子だとしたら、さまざまな情緒やゆたかな感受性は、この種子をはぐくむ肥沃な土壌です。幼い子ども時代は、この土壌を耕すときです。

この部分に、勇気をもらったから…なのです。
一緒に空を眺めたり、風を感じたり、草木と戯れたりするだけがいいんだ!って教えてもらったからです。

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そんなバイブルに支えられて育てた長男は、今年で24歳で、末っ子は14歳になりました。
あっという間でした。

できの良くない母ちゃんでしたが、3人ともとってもすてきな人に成長してます(わたしの目にはそう見えるだけかも…ですけどねw)

自然も子どもも、何にせよ、自分のエゴを通すために、余計な力を加えるのは、歪みが出てしまう…と、わたしは思います。

伸びたいように伸びて、咲きたいようにさける環境が、生物として最高に幸せな気がします。

娘の誕生日の今日、この本と再会したことに感謝です。

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