2021年ドラゴンズ(4月第1週)阪神戦

京セラ初戦は逆転勝利!もしや!

京セラドーム大阪での阪神戦は1勝2敗と負け越しました。1戦目は阪神先発の藤波がボークで先制点をプレゼントしてくれましたが、その裏に福谷が自らのエラーなどで3失点。あっさりと逆転されてしまいました。その後の藤浪はピンチを招くもドラゴンズ打線が150キロを超えるスピードボールに抑え込まれる苦しい展開。

阪神リリーフ陣は左のリリーバー・岩崎、クローザー・スアレスがいるので終盤に逆転するのは至難の業。でしたが、この日はドラゴンズにとってはラッキーな事に岩崎がコンディション不良?で登板せず。岩崎の代わりに8回に登板した加治屋を打ち込んでキノタクの2点タイムリーで追いつき、大島の逆転タイムリーで完全な負けパターンの試合をひっくり返しました。

こうなるとこのカード3つ頂きだな!と勝手にほくそ笑んでいましたが、そんなに甘くないのは世の常です。

2戦目は好投の柳を見殺し…

2戦目・3戦目は戦前に予想した通りの投手戦。2戦目に登板した柳は8回2安打無失点と素晴らしい投球を見せ、虎打線を押さえ込みました。3戦目の先発・小笠原も6回途中まで2失点にまとめ、普通なら両先発が勝ち投手になる展開でしたが、肝心のドラゴンズ打線が沈黙。2戦目は7安打したものの、3戦目は3安打と絶不調で点が取れません。柳にすら勝ち星は付かない嚙み合わせの悪さでした。ドラゴンズでは良く見かける光景ですが、正直ここまで打てないのは想定外でした。

代打に左打者しかいないのはナゼ❓

試合の中継を観ていて、阪神OBの解説者(浜中だったような気もしますが誰かは忘れました)が、阪神の左腕投手に対してドラゴンズが左打者を代打に送るので「左バッターを代打に出すのですね。左投手に強いのかな?」と不思議がっていましたが、左打者しかいないんです。こっちが首脳陣を問い詰めて右打者の控えがいない理由を聞きたいくらいです。

ベンチに右バッター置いとかなくて大丈夫なの?大丈夫じゃないよね!現に打てなくて負けてるし。右打者がいたら打ち勝てたとは言いませんが、打てる確率が高まれば必然的に勝つ確率も高まります。何せ3戦を通じて岩貞・岩崎の左投手からは1本のヒットも打っていませんからね。絶対に右の代打は必要不可欠です。

次カードに向けて準備を怠りなく!

次のカードは本拠地バンテリンドームナゴヤ(略してバンドー)でDeNA戦なので中継ぎの石田・砂田が登板することが予想されます。体調不良や怪我をしていないのであれば石垣を昇格させたい。また、捕手の一人を代打起用したいので打力に定評のある桂を第一候補(石橋も打力ありますが経験値で桂優先かな)に考えて、石橋を(万が一の際に)守備に就かせるのに不安があるなら加藤(もちろん守備専門です)と入れ替えるなどして手当てが必要。打撃好調の三ツ俣をベンチの置物にするのも勿体ない。内野の控えが薄い弊害(単純に外野手の控えが多すぎるだけです)が出てきています。

今年は変則ルールで9回打ちきりなので勝てるチャンスを少しでも多くするためにも早いイニングから打てる手は打ちたい。若手に期待するのは分かりますが、そのためにも準備を怠りなくやっておかないと!

明日以降も入れ替えせずノンビリ構えている様であれば投手陣を疲弊させるだけで百害あって一利なし。そのことを考えて使える駒をしっかり準備してもらいたい。本気で頼むぞ与田監督・伊藤ヘッド・村上打撃コーチ!

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