2021年ドラゴンズ期待の野手③(外野手編)

今季に期待している内野手2名を挙げましたが、外野手についても期待の選手を取り上げたいと思います。※ちょっと愚痴も入るので長いです。

今季の外野の布陣はレフト・根尾昂、センター・大島洋平、ライト・平田良介でスタートしました。

一昨年まではレフトにはアルモンテ(もしくは福田永将)、センターに大島、ライトは平田でほぼ固定されていましたが、昨年はレフト・ライトがいずれも故障がちで井領や遠藤、武田といった面々がスタメンに名前を連ねていました。

井領はともかく本来は守備固めに入るメンバーがスタメンに名を連ねる事で圧倒的な打力不足が露呈しました。

ライトは1塁ランナーの進塁や長打を防ぐ意味で多少の足・肩も考慮する必要があるかと思いますが、レフトは最低限のフライやゴロが捌ければ守備力に多少の難があっても打撃を最優先したいポジションです。

故障がちでコスパが悪いと判断され(早い話がクビ)退団したアルモンテの後任として新外国人選手・ガーバーを獲得しましたが、新型コロナ感染拡大の余波で未だにチームに合流出来ていません。

これについては、お金が絡む話なので球団経営に絡まないファンとしては口を挟めませんが、状況判断としては大失敗(保険としてアルモンテは残留させるべき)だったと思います 。

また、アルモンテと契約しないと聞いて真っ先に思い浮かんだのは、当時ソフトバンク(現在ヤクルト)に在籍していた「内川選手を獲得するため」と感じていたのですが、手は挙げたものの争奪戦に持ち込めず(水面下で様々な交渉があったと推測します)結局見送ってしまいました。

ドラゴンズが考えていた金額と内川サイドの要求が合わなかったのでしょうが、チームの補強ポイントとマッチしていたので全力で獲りに行って欲しかった。

それに加えて、日本人野手で2桁HRが期待出来る福田も昨年痛めた左肩の影響からファームで調整中。もう暫くは時間がかかりそうな状況です。これも昨年から分かっていた事なので編成部門のリスク管理としては失格です。

そこで、オープン戦から空いたレフトには根尾を中心に滝野、岡林(主にセンター)の若手を使いましたが、打力・守備力・走力のバランスで総合力の優れた根尾がレフトに指名されました。

ただし、いきなりの活躍を期待するのは難しいと思うので首脳陣も我々ファンも多少は我慢して見守る必要がありそうです。

ここで2軍から出てきて欲しい選手としては、高卒4年目の伊藤康佑選手(中京大中京卒)です。

今季の外野も左偏重でレギュラーの平田を除くと右打者は武田とスイッチの藤井しかいません。武田はスイングを見るとヒットポイントが狭いのでツボに来たボールは打てますが、苦手なゾーンに投げ込まれたら内野の頭は超えません。

藤井は黄金期を支えた功労者ですが、今の首脳陣は使う気なさそうなので2軍のまま引退を迎えそうです。

伊藤康佑はガタイは大きくありませんが、そこそこパンチ力もあるので相手先発が左の場合は根尾に代わってスタメンに起用されるレベルになってくれると内野の三ツ俣と同様にチーム力の底上げ、選手層のレベルアップに貢献出来る選手だと思います。

往年の彦野利勝選手のような率が残せて時々ホームランも打てるイメージで活躍してくれる事を期待しています❗






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