見出し画像

稼ぐって難しい

田舎の人は本当に稼ぐのが苦手です。だから、人が優しく感じることができていいという部分もあるのでしょうが、「それって稼ぎあるの?」ってときもよくあります。逆に地元の人からは「ぼったくりじゃない?」って思われることもあると思いますが、売り上げは原価や人件費だけでなく税金など固定費も企業として年間で支払う必要があるものも結構あるのであまりに優しすぎる値段設定は自分たちで首を絞めているようなものです。数をこなさないと利益が少なくて疲弊している姿をよく見ます。

我が家の家業の旅館でも1人泊りのお客様の値段を上げるべきだと言われる事はよくあるのですが、山奥の宿に1泊15000円という1,5倍の値段で泊まってもらうのは気が引けるという販売する側の勝手な申し訳なさというか、遠慮みたいなもので踏み出せずにいます。そのあたりは、私たちのマネーリテラシーが育っていないからだろうとは思いますが、価値を決めるのはお客様のはずなのに田舎の人たちは自分たちを過小評価しすぎる部分があるとおもうのですが、どう思いますか?

田舎では普通のモノ・コトだからと低い値段設定にするのではなく「価値」としてちゃんと値段をつけたいところです。

じゃあ、どうすればいいんだろう。

私は田舎のモノを都会の人に販売する場合は「付加価値」が分かりやすくついていることが大切だと思います。

都会はモノが溢れています。田舎の優しい値段設定では逆に中途半端で売れるわけがありません。

安定的に販売数を伸ばそうと思うのならば、土地のブランドという付加価値で「ここのものなら安心できる」と思ってもらいファンを増やして定期的に販売するサブスク形式をとる。

もしくは、単価を高くても購入してもらえるように個々の商品がよかったと思ってもらった機会を逃さず「贈答用」として再度購入してもらえるスタイルを構築する。

まとめると「定期販売」と「贈答用販売」することが田舎のモノで稼ぐ方法じゃないかな~なんて。

稼げる地域にしていきたいなぁ。






よろしければサポートをお願いします!いただいた支援は地域創りの活動資金に使わせていただきます!