見出し画像

わたしの原点

実家で探し物をしていた時、
小学校の卒業文集を発見した

いつもなら開かずにいたページを
なぜだかものすごく気になって

当時の自分が「何を考え、何を書いたか」
知りたくなった

題名『思い出』

人は、一人一人の性格も考え方も違う
いつでも自分の言いたい事は、はっきりと主張する
自分の気持ちを相手にいう事を、いつまでも心に強くとどめておきたい

正直、こんなことを書いていたことに驚いた。

その当時、感情をコントロールするのに
かなり葛藤していたと思い出した

真面目でいなきゃいけないと思う自分

ちょっとかっこつけて悪がりたい自分

どちらが正しいのか迷っていた

正解のわからない悩みに戸惑いながら

常に明るく楽しい性格をみんなに見せながら

ふとした瞬間

自分の中の自分が言う

「本当にそれでいいの?」

本音をぶつけることで
相手を傷つけてしまったことも
たくさんあった

言わなくてもいいことを
言ってしまったこともあった

本当はこうしたいのにできない時もあったし

なかなか素直になれない時期が続いた

あれから20年以上経った今

わたしが大切にしている価値観は、

一人一人みんな違っていていい

どんなに時が経っても

わたしはわたし

原点は変わらない

そして今の私から昔の私へ伝えたいこと

本はあなたの心に寄り添うということ

絵本から始まり、
出会いきれない多くの物語が
この世界にはあふれている

自分の全ての経験が
誰かの心に勇気を与えられるような

一冊を届けたい

やってみないとわからない、
はじめの一歩は誰だって勇気がいること

いろんなことを経験してきた私だからこそ、
伝えられること
伝えたいことがある

「わたしの原点」を振り返る一冊

『おはなししましょう』
谷川俊太郎 文/元永定正 絵
福音館書店

なんどもなんども読み聞かせた絵本

そしてわたしが好きな言葉

「ひとり ひとり ちがう おはなし」

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?