【残波岬灯台】生まれて始めて灯台に登ってみた
残波岬には約31メートルの高さがある、白い灯台があります。
灯台の周辺では、紺碧の海と、向こうのほうまでずっと続く崖を見渡すことができます。
灯台の足元でも結構な絶景。
約30メートルの灯台から眺めてみたらどんな絶景だろう。
参観寄付金の300円を支払い、灯台に登ってみることにしました。
展示資料室
残波岬灯台には、資料展示室もあります。
灯台の種類や、遠くまで光を届ける仕組みなど、実際に使用されている部品を使っての展示。
かなりマニアックな展示で、おもしろかったです。
「灯台の素晴らしさをみんなに伝えたい!」という作り手の愛情が伝わる展示。
残波岬灯台を訪れた際には、ぜひこちらも見学してみてください。
99段の階段を登る
早速階段を登ります。
塔の入り口にある階段は少し入るのをためらう狭さ。
塔の中なので、少し狭く、暗い。
と、階段の近くに「かいだんのかず 99だん」の文字が。
きゅ、きゅうじゅうきゅうだん・・・。
よし頑張ろう!
階段は思ったより急ではなく、登りやすい。
ただ、運動不足の私には心臓破りの階段です。
階段を登っていくにつれ、だんだんと薄暗くなります。
少しだけ「夜の非常階段」の雰囲気。
まぁー、いい運動になること!
と言いながらひたすら登ります。
ま、まだかなー??と思った頃に、
「あと少し」の貼り紙が。
ありがとう、あと少しなら頑張れる!
最後の難関「ほとんどハシゴじゃん階段」
階段の先から外の光が。
両手を使ってゆっくり登ると、外の景色が見えてきました。
突如、頭の中でモデスト・ムソルグスキー「キエフの大門」(珍百景のBGM)が流れ出します。
BGMの1番の山場である「ジャーン!」のタイミングを脳内で測りながら、灯台の外側へ出ました。
地上30メートルの景色はやはり絶景
灯台からの景色はやはり絶景です。
あまり登る人がいないのが不思議なくらい。
そして、一番印象的だったのが、
登ってくる人たちのリアクションが、みんな爆笑してた、ということ。
思っていたより高く、下を向いたら吸い込まれそうで怖い・・・!
だけど、目の前の景色は絶景!美しい!
っていうか、階段のぼるのめっちゃ疲れた!
そんな、いろんな感情が混ざると人間は「爆笑」するようです。
後ろを振り向くと、灯台のレンズが。
なんか、かっこいい。
このレンズで遠くまで照らすのか、と想像が膨らみました。
夜になったらどんな風景になるんだろうか・・・。
そして、やはり今から99段の階段を降りなければいけないのか、と現実に引き戻されるのでした・・・。
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▼この日訪れた読谷村ドライブの様子は別の記事でも紹介しています。
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