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真夏の少年は永遠に

真夏の少年、最終回をもう一度観た。
終わっちゃったんだなって改めて思えて、かなりロス。あの秘密基地にいる6人組にもう会えないのかと思うと、めちゃくちゃ寂しい。
1話目の篤のセリフ「令和2年の7月です。昭和が64年続いて、その後平成が31年、で、令和になってまだ2年。」を聞いて、そうか、美 少年は令和のアイドルになるんだなと確信したのも、もう2ヶ月も前かあ…。



ドラマでは、見掛け倒しヤンキーの風間竜二くんを演じきった大昇くん。
最初、竜二のビジュアル見たときかなり衝撃的だったな。だって1年前のドラマでは、女の子と話せない物静かでかわいいサラスト男の子のろくちゃんを演じてたのに!真逆!竜二はうるさいし、わりと女の子に積極的だし、リーゼントだし!
でもドラマ見始めたら、ちゃんと竜二役にハマってて感動したのを覚えてる。「竜二を演じてる大昇くん」ではなくて、ちゃんとそこには「風間竜二」がいた。大昇くんって、自分のことあんまりさらけ出すタイプじゃないけど、演技だとこんなに突きぬけて出来るんだ!って思ったなあ。



最終回、雷が落ちる前に三平さんから6人へ、1人ずつ言葉をかけるシーンが印象的だった。
それは、そのシーンだけ大昇くんは、竜二じゃなくて美 少年の大昇くんの顔をしていたからだ。


「お前のその明るさに、これからもたくさんの人が、救われる。自信持っていけ。」

三平さんのこの言葉、私が大昇くんに贈りたい言葉だった。し、実際、竜二の向こう側にいる大昇くんへのメッセージだったんじゃないかとさえ思ってしまう。もしかして、大昇くんも少なからず大昇くんとしてもその言葉を受けとったから、大昇くんの顔になってたのかなって思ったりもする。


美 少年の大昇くんは明るい。前向きに全力に仕事に取り組んでいるのを感じるし、MCやYouTubeでも冗談を言って盛り上げようとしてくれていて、明るい。
でも、彼は竜二みたいに底抜けに明るい人ではないなと思う。ひどく控えめなときがある。まだなんとなく自分を出せてないような感じ。

自信持ってほしいよ。あなたは出来てるよ。歌だって演技だって、お仕事に対してすごく真摯に取り組んでいて、その結果だって少しずつだけどちゃんと出てるはずだよ。そんなに周りに気を使いすぎなくていいんだよ。
彼が自分自身のことをどう思っているのかはもちろん分からないけれど、もっともっといろんな人に少し体を預けてみてもいいよと思うよ。

控えめな彼のことは好きだけど、どうかそれで自分の首をしめることがないようと願ってるだけ。


大昇くん、風間竜二くん役、お疲れ様でした。
大昇くんは、いろんな役を憑依させて、演じることができる人。まるで別人になれる人。
またいろんな演技を見られるのを楽しみにしてます。まずは、エルフだね。

大昇くんは明るい。大昇くんに、たくさんの人が救われているし、これからも救われる。どうか自信を持ってね。


そして、美 少年お疲れ様でした。
6人の愛され力があってこその、ドラマ真夏の少年であったのかな、と思います。共演者さんにもスタッフさんにも愛される6人が本当に誇りで嬉しいです。

2020年の夏、間違いなく彼らの青春があって、それを一緒に見れたこと。絶対忘れられない、キラキラの夏の思い出をありがとう。

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