赤月月第5回感想

落ち着いた回だった……。

今回出た話題のうち、スマホケース、不老不死の秘密、思い出の三つはラジオにするほどの強いネタでもなく、Twitterでなら2ツイート前後で終えてしまえそうな内容だ。(思い出の話は頑張って分量を増やした感じがする)

仕事の話も、やはり本人が動画内で言っている通り、第1回の焼き回しに近い。具体的なアドバイスを与えるのではなく、考え方のコツや相手が見落としていそうな事柄を伝えて、「後は自分で考えてね」と言うのが彼女の基本スタンスなのだろう。無難で、正しい。

一通のお便りで受け取れる情報は限られているし、視聴者全員にとって価値ある話をするためには具体性がありすぎても困る。あまり詳しくないが、傾聴の技術としても確かこれが模範回答だったと思う。(彼女のことだから、そういう書籍も読んだ上でお悩み回答をしていることだろう……)

もちろんラジオのコーナーとしては、毎回同じような回答が続くのは不正解なんだけど、これは赤月ゆにの手腕の問題というより、『そもそもお悩み相談自体がコンテンツとして成り立っていない』ということなのかもしれない。

雑誌のお悩み相談もラジオのお悩み相談も、具体性を増せば闇雲なアドバイスになってしまうし、抽象化を間違えると「〇〇さんに励ましてもらえてよかった……」みたいな結末に陥りがち。誠実で確実な回答は得てしてコンテンツになりえない……のかもしれない。

これは誠実で確実でコンテンツになるお悩み相談の出現への、私なりの前振りみたいなものだから、ぜひともこの予想が覆されることを願っているよ。


おまけ(23:02-)

「君は偉大な吸血鬼の眷属なんだから、人間社会の一つや二つどうってことないよ。私が応援しててあげるから、がんばれ、眷属」

……そういうメソッドはあるよなあ~~~~~~~!(ディナー並感)

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