バーチャル蠱毒と界隈

のらきゃっとやmillnaさんに言及して、赤月ゆにから引用するような九条林檎（No.5）が、いったいどんな気持ちでこの一年Vtuber界隈を見ていたのか……みたいなことをしばしば思う。

それはともかく

良くも悪くもVtuber界隈の風習や慣例を無視したバーチャル蠱毒は、結果的に見ればひとつの文化としても大成功だったと思う。
界隈の文化の影響も少なければ個々のVtuberとのコラボもない。この時点で新規層に大変優しいし、だからこそ九条林檎は『バーチャルらしさ』を他所からロンダリングすることなく、彼女自身の絶対的なものとして演出できた。

"バーチャル蠱毒"の権化だった九条林檎（No.5）は、VIVEを買い、のらきゃっとやねこますさんからフォローを貰い、どんどんVtuberのメインストリームに接近しつつあるように見える。異端の文化がメインストリームと交流した時、果たして何が起こるのか。私は引き続き楽しみにしている。