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今回は,流動性とリバーサル効果(リバ)の関係についてです。

リバ狙いは単独でも有効であることが知られている手法の一つですが,流動性との関係はどのようになっているのでしょうか。

科学的なエビデンスを基に検証したいと思います。意外と使える手法だと思いますので、ぜひ。


※有料noteになります。投資は不確定要素が多いため,私のnoteを購入しても必ず儲かるわけではなく,損する場合もあるということを理解した上でご購入ください。また、投資助言業にあたる可能性があるため個別銘柄の推奨や投資判断については書いていません。ダイレクトメッセージでの質問も全てには答えられないのでご了承ください。私のnoteで損した場合も、私は一切の責任を負いませんのでご了承ください。


◆はじめに◆

いつでも売買が可能であり,一度に売買可能な数量が多くても少なくても問題とならないことを流動性が高いといいます。一方で、自分が希望する数量の株数を集められるかどうか,または捌けるかどうかわからないようなものを流動性が低いといいます。

この流動性は,株式などのリターンに影響を与えることが科学的に示されています。

例えば,株式市場で観測されるアノマリー(ファクター)の1つであるリバーサル効果にはどのような影響を与えるのでしょうか?

今回は,過去に実際に発表された論文を元に,流動性がリバーサル効果に対して与える影響についてまとめていこうと思います。


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