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ライブが100倍楽しくなる! 富士葵オリジナル曲 サイリウム色&演出一覧

■はじめに


気になる曲のサイリウムの参考カラーや声出しのタイミング等についてのみ知りたい方は、上記目次のタイトルからジャンプできます。

※今までのライブ実績や曲のイメージから参考カラーを記載していますが、決してこれが正解や絶対という訳ではありません。あくまで参考程度にしていただければ幸いです。

■まえがき


  2022年12月8日に活動5周年を迎える富士葵。それを記念し、12月10日には池袋の劇場型ライブハウス『harevutai』にて、ファンミーティング『葵祭(きさい)』と音楽ライブ『CAROL-祝歌-』を同日開催します。

  富士葵個人でのリアルイベントは、昨年6月18日の2ndソロライブ『シンビジウム』から実に約1年半ぶりです。そして嬉しいことに、今回のライブでは一定のルールのもと発声が可能となりました。『シンビジウム』は緊急事態宣言という状況下で発声を伴う応援は禁止されていたため、声出しOKのソロライブは、なんと3年以上前に開催した1stソロライブ『OVERTURE-序曲-』まで遡ります。
これはもう、やるしかねえ。

  さて、この5年間のアーティスト活動の中でオリジナル曲もどんどん増えていき、その数は今では30曲近くになります。サイリウムの色も、葵ちゃんのイメージカラーであるブルー系だけでなく、様々な色が振られるようになりました。
  そこで本記事では、これまでのライブやMV等を振り返りながら、各曲のサイリウムの色や声出し等、現地でできる応援の仕方について解説していきます。

  現地でのサイリウムや声を出しての応援は、「葵ちゃんや皆と一緒に最高のライブを作る」という点で、この上ない充実感をもたらしてくれます。
ですが私自身、初めてサイリウムでの応援や声出しをするライブに参戦した時は、周囲の色や動きに合わせることに集中するあまり、肝心の推しのパフォーマンスを集中して見られなかった非常に苦い思い出があります。慣れないうちに自転車や車の運転をすると、ハンドル操作に意識を取られてしまい、周囲の景色を楽しむ余裕なんて無くなるのと似た感覚ですね。

  本記事を通じて「初めて(or久しぶりに)葵ちゃんのライブに参戦する」「サイリウムを振って応援したいけどちょっと不安」といった方々が、全力で楽しみながら、素敵なライブ体験ができるようになれば幸いです。
  もちろん静かに座ったまま、葵ちゃんの歌とパフォーマンスに、目と耳と心を傾けるのもライブの楽しみ方のひとつです。それぞれのやり方で、最高の一日を過ごしましょう。

■サイリウムの色について

  葵ちゃんの場合、ごく一部の曲を除いては「必ずこの色!」というものは無いように思います。では、どのようにして自分が振るサイリウムの色を決めるかというと、私は主に下記の判断基準で行なっています。重要視しているものから順に挙げていきます。

・本人の言及(「この曲はこの色で振ってほしい」といった発言があったかどうか)
・当日の照明やバックスクリーンの演出(緑の演出が多いならグリーン系にする等)
・周囲の色合い(周りを見てみて多い色に合わせる)
・過去のライブ実績
・曲のイメージ(季節感・歌詞・曲調などから予め「この曲はこの色が合いそう」と自分の中で決めておく)
・MVの中身やサムネイル、CDジャケットの色

  当日のセトリや演出を想像してワクワクできるのも、ライブ前特有の楽しみ方のひとつですね。こういったことにリソースを割きたくない方は、葵ちゃんのデビュー当時のイメージカラーであるブルー系、もしくは『シンビジウム』以降のパープル系を常にセットしておけば無難かと思います。

  次項からは一曲ずつ、サイリウムの色やライブ中の演出あれこれを私の主観も混じえつつ解説していきます。曲順はどなたでも分かるよう、1stアルバム『有機的パレットシンドローム』及び2ndアルバム『シンビジウム』収録順の後にアルバム未収録曲を記載しました。
※クラウドファンディング限定CD『葵路フレーム』収録曲については入手手段がないため割愛させて頂きます。

■有機的パレットシンドローム収録曲


①はじまりの音


・サイリウム:ブルー系
・ハンドクラップあり
・声出しあり

  葵ちゃんのメジャーデビュー曲。会場がイメージカラーである青色に染まるのは何度見ても良いですね。イントロやAメロで葵ちゃんが「はい!はい!はい!はい!」と声出しを煽ってきたり、ハンドクラップを促してきます。

②MY ONLY GRADATION


・サイリウム:自由(レインボー)
・ハンドクラップあり
・声出しあり

  こちらは葵ちゃん自身が過去に曲のコンセプトを話しながら「みんなにも思い思いの色で振ってほしい」と言及しています。私は燃える赤色を固定しつつ、会場全体が綺麗な7色になるよう比較的少ない色をもう片方にセットするようにしています。こちらも葵ちゃんから様々な煽りが入りますのでいっぱい叫んで飛び跳ねましょう。

③まだ希望に名前はない


・サイリウム:ブルー系/オレンジ系/ホワイト系
・サビでワイパーあり

  『OVERTURE』ではイメージカラーの青に加え、『シンビジウム』ではバックスクリーンの夜明けの演出から朝焼けを思わせるオレンジ系やホワイト系もありました。また、サビでは葵ちゃんが手を左右に大きく振る動きを促してくることもあります。ワイパーとは、車のワイパーのような動きから派生した手を動かし方を指します。

④Let it snow


・サイリウム:ホワイト系

  リアルでのライブではまだ披露されていない1曲。昨年の4周年記念オンラインライブ『Ricordanza -追想曲-』ではアコースティックギターの演奏に合わせて届けてくれました。その際の演出で粉雪が舞っていたり、歌詞に「白く淡い雪」など冬を思わせる歌なので、私のイメージではホワイト系かなと思っています。季節的にも今回のセトリに入ってくるかもしれませんね。

⑤イタリアンレストラン


・サイリウム:???

  こちらもオンラインのみでの披露となっている1曲。直近にあったオンラインライブ『SUITE -スイート-』では濃いめのパープル、ショッキングピンク等のややビビッドな色が演出として用いられていました。妖しい曲調的にも上記のイメージが強いですね。

⑥エールアンドエール


・サイリウム:ブルー系/イエロー系
・ハンドクラップ
・声出しあり

  ライブの声出し定番曲。至る所で声出しやハンドクラップが入ってきます。ぜひ今一度MVを見返してみて、コール&レスポンスの復習をおすすめします。サイリウムはイメージカラーの青に加えて、『シンビジウム』のMCで会場を左右で海組(青色)と月組(黄色)に分けた記憶も新しいですね。MVで葵ちゃんが持っているポンポンや、CDジャケットの文字色も黄色でした。

⑦オーバーライン


・サイリウム:ブルー系/イエロー系
・ハンドクラップあり
・指定の振り付けあり

  葵ちゃんらしい真っ直ぐな応援歌。イメージカラーや歌詞の「空」から青系のほか、CDジャケットの黄色も合いそうです。『OVERTURE』ではAメロでハンドクラップの煽りがありました。こちらの曲は後述する『ユメ⇒キミ』とセットで、サビ部分の振り付けを紹介する動画がAoi ch.から出ています。ぜひ1度、目を通しておくことをおすすめします。

⑧KieR⌫N


・サイリウム:???

  リアルライブ未出の1曲。儚さを感じる歌詞や曲調と、葵ちゃんの歌という点で、ホワイト系やブルー系のイメージを持っています。

⑨君のミライ


・サイリウム:ブルー系

  真夏の青空を思わせる1曲。メジャーデビュー曲『はじまりの音』よりも前に登場したこの曲は、当時の葵ちゃんの代表曲として青いサイリウムが会場を埋めつくしました。

⑩ユメ⇒キミ


・サイリウム:ブルー
・指定の振り付けあり
・声出しあり

  ライブのアンコール定番曲。『はじまりの音』のカップリング曲としてリリースされたので、ライブでは青いサイリウムが多いイメージです。前述の『オーバーライン』同様、サビでの振り付けがある曲なので練習動画を見ておくと良いでしょう。また、サビ終わりの「wow wow wow …」は『OVERTURE』では全員で合唱する感動的なフィナーレ演出がありました。
  更にラスサビの「You Make Me High 遠くまで You Make Me Fly 届くまで」の「High」と「Fly」の部分は、葵ちゃんがメロディを無視して「High!(Fly!)」と叫んで大ジャンプすることが多いので、一緒にジャンプすると喜ぶかもしれません。私は全力で飛びます。

■シンビジウム収録曲

①シンビジウム


・サイリウム:パープル系

  自身が作詞も担当したアルバム表題曲。新衣装にもなり、ここから葵ちゃんのイメージカラーがシンビジウム衣装の時はパープル(ライトパープル)になりました。私はMVのラスサビで花びらが舞うシーンが印象的だったので、サイリウムもラスサビになった際には片方だけピンク系にしています。

②Eidos


・サイリウム:ブルー系/パープル系
・声出しあり

  歌詞に「アオイ」が入っていたりMVのサムネやライブ演出から青いサイリウムが多く見られます。アップテンポな曲なので所々で葵ちゃんから声出しの煽りが入ることもあります。また、1サビ終わりの「アオイままでいてよ」の部分はメロディを無視して叫んでいるので、それに合わせて観客席からも同じ声援を送るのもエモいです。

③チョコレート


・サイリウム:ブルー系/パープル系/ホワイト系

  『シンビジウム』ではアンコールで葵ちゃんのピアノ弾き語りにて披露された曲。ライブ時はアンコール直後だったのでイメージカラーの2種が多かったです。曲としては歌詞に「粉雪」とある冬の曲かつスポットライトも白単色だったので、演出次第ではホワイト系もよく映えると思います。

④コヨーテ


・サイリウム:オレンジ系

  ケルト/アイリッシュの民族音楽を思わせる1曲。『シンビジウム』での照明ではオレンジ色が多用され、曲からも荒野/夕日/焚き火など、オレンジ色を想起させるイメージが多く存在しています。葵ちゃん自身も、以前同じようなことを話していた記憶があります。

⑤Anitya


・サイリウム:ブルー系/パープル系

  ライブではシンビジウム衣装&AR演出で登場しました。その際の照明やARセットが青系で統一されていたので、会場のサイリウムも自然とそれらに倣う形になりました。

⑥Q.E.D.


・サイリウム:???(ブルー系/レッド系/パープル系)
・声出しあり

  ライブでは上記『Anitya』のすぐ後の曲だったこともあり、全体的に青いサイリウムが目立っていました。演出面ではバックスクリーンにネオンの街並みがあり、赤や紫のネオンライトに合わせたサイリウムもちらほら見られました。ギラギラとした力強さのある曲なので、濃いめの色が合いそうです。

⑦ヨスガノカケラ


・サイリウム:グリーン系/ブルー系/パープル系

  『シンビジウム』では最初はイメージカラー2種がほとんどでしたが、バックスクリーンの成長する大樹の演出とスポットライトの色の効果で、後半は大部分が木の葉を思わせる緑色のサイリウムになっていました。『コヨーテ』同様、ライブの演出で色が変わった曲の1つです。

⑧秘密を聞いてよ


・サイリウム:ブルー系
・声出しあり

  こちらも『シンビジウム』のAR演出曲として登場。照明の影響もあり青いサイリウムが多いイメージでした。ラスサビでは葵ちゃんが「ずっとずっと」の部分をメロディ無視して叫んでいますが、ここは演奏もストップする箇所なので、一緒に声を合わせるべきか悩んでいます。

⑨8分19秒


・サイリウム:ブルー系/パープル系/ホワイト系
・声出しあり

  葵ちゃん作詞かつ葵ちゃんの内面を綴ったような歌詞のため、ライブではイメージカラーである青と紫が多かったです。イントロや感想で声出しを煽ることがあります。

⑩紫陽花が泣いた


サイリウム:パープル系

  曲のタイトルをはじめ、ライブの照明演出などからも会場は綺麗な紫色でいっぱいでした。

■アルバム未収録曲

①ミルクティ


サイリウム:ブルー系/ホワイト系

  初めて葵ちゃんが作った冬の歌。『OVERTURE』では青色のサイリウムでしたが、その中に夜空に瞬く星として、白いサイリウムが浮かんでいるのもロマンチックかな、とも思います。

②テイストレス


サイリウム:???

  これ以降は音楽フェスやオンラインライブでは披露されども、ソロライブでは初登場となる新曲たちです。フェスの場合は葵ちゃんの衣装によりイメージカラーである2色のどちらかが振られることがほとんどですので、ライブでの演出などを参考にして振る色を決めてみるのも面白いと思います。私のイメージとしては、重要なモチーフとしてMVやサムネイルでも登場しているガムの色(ライトブルー/ライトグリーン)で初めは振ってみようかなと思っています。キュートでポップな曲調なので、ピンク系もかわいいことでしょう。

③クリティカルシンキング


サイリウム:???

  『テイストレス』とは打って変わって、やや硬質的なイメージを受けるAメロや複雑なリズムで進行するこの曲。MVやサムネイルから受け取るのは青や白といった色でした。現在葵ちゃんがリリースしている曲の中でも断トツにサイリウムを振りにくい(リズムが取りにくい)曲なので、事前に何度かイメージトレーニングをしてから当日を迎えると、より葵ちゃんの歌やパフォーマンスに集中できると思います。

④Revive the World


・サイリウム:???

  日常系きららアニメOPのような軽快で楽しい1曲。直近のオンラインライブ『SUITE-スイート-』では会場のサイリウムはオレンジやイエローでした。歌詞の「世界は吹き返す」やMVの自然の多さから緑色や青色も合いそうですし、なんなら今までのオリジナル曲などモチーフがふんだんに取り込まれたMVなので『MY ONLY GRADATION』と同じように7色にしてみるのも面白いんじゃないかな、とも思います。サビ前の「ぱぱぱぱーぱぱー」は言うか言うまいか迷っています。

⑤雨降るスノードーム


・サイリウム:ブルー系

  直近のオンラインライブ『SUITE-スイート-』では、セットも照明も青系で統一されていました。「スノードーム」とあるので白いサイリウムもどうかと思いましたが、雪のように落ちてくる紙吹雪も青色だったので、ライブ当日の演出次第ではありますが、今のところは青一色で行こうかなと思っています。

⑥応援×1000倍返し!!!


・サイリウム:ブルー系
・コールの嵐
・ハンドクラップあり

  葵ちゃんが「現地でしか聴けない歌があります!」と言っていた候補曲その1。こちらはホビージャパンさんから出版されている葵ちゃんの公式ファンブック「秘密を聞いてよ」書籍版の特別付録CDに収録されています。

  歌詞が完全に身内(ファン)向けに振り切れたもので、『エールアンドエール』に勝るとも劣らない量のコールアンドレスポンスや特殊なハンドクラップがあります。披露するのであれば、おそらくファンミーティング『葵祭』のどこかしらだと思われます。現地参加される方は事前に予習しておくことで、当日のファンミーティングを1000倍楽しめるかもしれません。

⑦キミの声が聞こえる


・サイリウム:ブルー系

  葵ちゃんが「現地でしか聴けない歌があります!」と言っていた候補曲その2。こちらは葵ちゃんの公式ファンコミュニティ「あおいんち」の会員(¥999~/月)
限定で、フルバージョンが先行配信されている曲です。

  『応援×1000倍返し!!!』とベクトルは異なりますが、これもまた葵ちゃんからファンへ向けた1曲となっています。理由は詳しく書けませんが、この曲で振るサイリウムは青一色かな、と個人的には思っています。

■大切なこと

  葵ちゃんのライブにはお決まりのコールアンドレスポンスがあります。活動最初期に「あおい」の頭文字を取って、大切にしたいことを文字ったそうです。それがこちら。

「愛する~?」→\こころ~!!/
「思いやる~?」→\気持ち~!!/
「一期~?」→\一会~!!/

「せーのっ!」

\\\よっしゃいくぞ~~!!!///

  活動5周年を迎えても、この信条はきっと変わらないままなのでしょう。そんな葵ちゃんの晴れ舞台を、自分一人だけではなく、今この記事を読んでいる皆さんと一緒にお祝いできることを心から嬉しく思います。
残り1週間健康に過ごして、当日は全力で楽しみましょーーーー!!!!

◆配信チケット好評発売中!

■あとがき


  最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

  繰り返しになりますが、今回の記事は今までのライブ実績や曲のイメージから参考カラーを導き出していますが、これが正解や絶対という訳では決してありません。あくまで参考程度にしていただければ幸いです。
また、もちろん静かに座ったまま、葵ちゃんの歌とパフォーマンスに、目と耳と心を傾けるのもライブの楽しみ方のひとつです。それぞれのやり方で、最高の1日を過ごしましょう。

※本記事はファン主催の企画『富士葵ちゃんと振り返る Advent Calendar 2022』に参加し、寄稿したものです。クリスマスまでの間、葵ちゃんに関する様々な記事が公開予定なのでぜひ読んでみてください。また、記事の提供者としての参加も絶賛受付中です。

  おかげさまで半分以上が埋まっています。毎年葵ちゃんの周年祝いの後には予約が増えるので、なにか書いてみたい方は、今のうちに枠だけでも予約するのがおすすめです。

  葵ちゃんもキクノジョーも、毎年全ての記事を楽しみにしながら目を通してくれているそうなので、あなたなりのファンレターのつもりで軽率にご参加をお待ちしています!


2022.12.03

文責:どぅー

※今回はお役立ち情報として機能する記事を目指して書いたので、めちゃくちゃ思い入れのある曲も断腸の思いで数行にまとめたりしています。もし「濃いオタクの文章が読みたいよ~!」という方がいらっしゃいましたら、↓の辺りは気合いを入れて書いたので、お時間のある時に読んで下さると嬉しいです。


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