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人格を磨くたった一つの方法

どうも皆さん、こんにちは!
オムツ替え係長のだいすけです。

さて、今日は「成長したい」と思っている方にオススメのお話しです。
成長すると一口に言っても、その理解は人様々ですね。
・昨日できなかったことが今日できるようになった
・新しい知識を手に入れた
・嫌いだった人に対しても寛容になった
・腹が立つ自分を許した
などあげればキリがないでしょう。

つい先日のことです。
アルボムッレ・スマナサーラ長老の著書にこんな話しがありました。

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☞アルボムッレ・スマナサーラ長老

人は成長しようと思った時に
①物
②知識
③人間関係
④人格
という順番で物事に取り組む、と書かれていました。
どういうことでしょうか。

例えば、価値のある人間になりたいと思った時に
①物:ゴミ拾いを始める
②知識:世界中で出るゴミの量を調べる
③人間関係:調べたことやしたことを人に話す
④人格:価値ある人になる
という様なことでしょうか。
※ここで言う物には、することややることなど”行動”が含まれているように思います。

他には、自由に生きたいと思った時に
①物:仕事をやめる
②知識:資格を取る
③人間関係:人脈をつくる
④人格:自由に生きる
という様にも言えそうです。

一見すると何か問題があるのか?いや仮に問題があったとして他にやり方があるのか?と僕は疑問が湧いてきました。

著者のアルボムッレ・スマナサーラ長老はこんな風に続けています。
本来の人の正しい成長のステップは、
①人格
②人間関係
③知識
④物
の順番であると言うのです。

ほうっ!!それってどういうこと?


オムツ替え係長の脳内会議は始まった。

しばし、お付き合いください・・・

👨「正しく成長するには、「人格」から取り組むのが大切だとアルボムッレさんは言うていたけど、どういうことだろう?」

🎅「正しく成長するっていうのは、持続可能な成長のことじゃないかな。
色んな本にも書かれているけれど、小手先のスキルや知識で対処して目先の利益や短期的な成功は得られても長続きしないこと多いって言うじゃない?
それは成長するためのやり方が①物~④人格の順番で取り組むからだと思う。」

👨「じゃあ「人格」から取り組むってどういうことだろう?」

🎅「この前、『見た目や年齢に囚われることなく《わたしでいること》に心から喜びを感じる人生を謳歌中。ひとのこと代表のあっこ』が「人格」から取り組むこと=人格を磨くと言っていたな。」

👨🎅「ふむ、人格を磨くってどういうことだろうね・・・」

アイディアはどこから生まれるか?

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先ほども登場した、見た目や年齢に囚われることなく《わたしでいること》に心から喜びを感じる人生を謳歌中、ひとのこと代表のあっこ

脳内会議が行き詰って保留になったその時、
ふとした拍子に彼女が言っていたある一言が甦った。
「アイディアがない、アイディア出しが苦手、と相談してくる人は多いけど、そういう人達は観察力がないんよね。観察力を磨きなさい。」

一見すると脈絡のない話しに意外なつながりがあったと知るまで
今しばらく突拍子もない閃きの加速は断片的に続きます。

ひょっとして観察力を磨くって、
自分の興味・関心の輪を広げるってことじゃないか?

突然はじまった閃きは、スパークの様に連鎖的に広がっていきます。

☞興味・関心の輪って何?知っている人は飛ばしてね☆
スティーブン・R・コヴィー著の「7つの習慣」に登場する有名なお話し。
手元に本があったのでそのまま引用したい。

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私たちは皆それぞれ、多くの関心事を持っている。健康、家族、仕事の問題、経済、世界の平和など。関心の輪を描くことで、関心を持っている事柄と関心を持っていない事柄とを分けることができる。
そして、関心の輪の中に入っている事柄を見つめれば実質的にコントロールできないものと、コントロールできるもの、あるいは大きく影響できるものがあるということがすぐに分かる。
後者の範囲はもっと小さい輪、つまり影響の輪を描くことによって示すことができる。
出典:P.101-102.7つの習慣.スティーブン・R・コヴィー

関心の輪 (1)

著書の中では、「影響の輪と関心の輪」は、人生で主体性を発揮するためにはどうすべきか?という視点で書かれている。簡単に要約すると、
変えるのが難しい他人や環境(=関心の輪にある事柄)を変えようと努力する前に、まずは自分(=影響の輪にある事柄)を変えようって話し。

⇊⇊⇊⇊⇊⇊飛ばした方はここから読んでね⇊⇊⇊⇊⇊⇊

つまりよ、影響の輪をどうこうする以前に、自分の興味・関心のある事柄が狭ければ狭いほど、アイディアが出にくいんじゃないか?っと思った。

常日頃から自分を取り巻く人がどんな考えや気持ちで行動しているかに
興味・関心を持てば、人から不用意に突然”何か”をされたと感じることは少なくなるんじゃないか?

あれ、これってアルボムッレさんの言うところの
①人格
人間関係☜これに当てはまるんじゃない?!
③知識
④物

そして、自分を取り巻く人の一挙手一投足がまるで予言者の様にわかっていたら、次にどうすべきか?がわかる=アイディアがあるって状態になるんじゃないか?

そして、アイディアがあるって
①人格
②人間関係
③知識☜これに当てはまるよね?!
④物

探究の最後は初めにいた場所に戻ること

では、
興味・関心の輪を広げる以前にすることが、=人格を磨くってことになるんじゃないか?

そんなタイミングであることわざと出会いました。

思いの種を蒔き、行動を刈り取り
行動の種を蒔いて、習慣を刈り取る
習慣の種を蒔いて、人格を刈り取り
人格の種を蒔いて、人生を刈り取る

「習慣の種を蒔いて、人格を刈り取り」

って、人格を磨くの答えがそこにあった。
人格を磨く=習慣の種を蒔く=行動の種を蒔く=思いの種を蒔く

人格とは、習慣の積み重ねで培われ、
習慣とは、行動の積み重ねで培われ、
行動とは、思いの積み重ねで培われる。

この一瞬どんな思いで行動したか、その一瞬一瞬の連続、積み重ねによって、人格は磨かれているのかー!!!!!

え、しかも?!
人格の種を蒔いて人生を刈り取るってことは、
一瞬一瞬どんな思いで行動をしたかによってどんな人生かが決まっていくってことやん!

自由で豊かで幸福な人生って、何か特別なことをするから得られるのだと思っては、ひとのこと代表のあっこに違う!と叩きのめされてきたけど、その意味がここに来て一段と深まりました。

だから、成功者が語る成功方法を行動レベルでは真似したとしても、
その動機や思いが違えば、結局刈り取る人格も、人生も違ってくるんだね。

誰かが決めた“これがいい”から
あなたの決める“ちょうどいい”へ

「一般的・常識的に考えて、、、」という価値観から一人一人の個性・多様性が重視される時代になり、何が正しいのかが曖昧になっているからこそ、
あれ、自分はどうしたいんだろう?っと問う機会が増えている。

その機会もふんだんに生かし、人格を磨く。
人格を磨くって、「自分を生きる」ってことなんだね。



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