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CT線維はオキシトシンを放出させ鎮痛効果を起こす。

CT線維は、C-Tactile/触覚線維という意味があります。

C線維といえば、無髄、つまり信号伝達が遅く、侵害受容を伝える線維が有名です。

しかし、このCT線維は、侵害受容と反対の好ましい情報を中枢へ伝える神経線維です。

皮膚に優しく触れたり、ゆっくり撫でる無害な刺激により、CT線維は反応して、中枢からオキシトシンという物質が放出されます。


オキシトシンは、ストレスを軽減したり、幸福感を感じる神経伝達物質です。

CT線維は有毛皮膚には存在しますが、無毛皮膚には存在しません。

つまり、哺乳類の毛づくろい/グルーミングにとってとても重要な神経線維と神経伝達物質だということです。

グルーミングは寄生虫を取り除く効果はありますが、それよりも群れ同士の絆を深める効果が重視されています。

現代ではグルーミングは、言葉によるおしゃべりに変わったと言われています。

ちなみに、CT線維を反応させ、オキシトシンを誘発するのに最適な撫でる速さは…

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