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World AIDS Day! 2019

世界エイズデーとは
   世界保健機関(WHO)は、1988年に世界的レベルでのエイズまん延防止と患者・感染者に対する差別・偏見の解消を図ることを目的として、12月1日を“World AIDS Day”(世界エイズデー)と定め、エイズに関する啓発活動等の実施を提唱しました。我が国としても、その趣旨に賛同し、毎年12月1日を中心にエイズに関する正しい知識等についての啓発活動を推進しており、全国各地で様々な「世界エイズデー」イベントが実施されています。

毎年12月1日を中心にエイズに関する正しい知識等についての啓発活動を推進ということですのでちょっとAIDSってなんだろうということから考えてみましょう!

エイズって何?英語でAcquired Immunodeficiency Syndrome の頭文字をとってAIDSという言葉が出来ています。

日本語でいうと後天性免疫不全症候群と言います。その意味としては、後天性ということなので、生まれつき持っているものでないということです。免疫不全はというと免疫(生まれつきに体をまもる機能)が弱ってしまう、働かなくなるということです。症候群というのはいろんな症状が出ますよという理解で良いと思います。

生まれつき持っていないものがなんで突然やってくるのかというと、原因がいくつかあります。原因はいくつかありますが共通することは、免疫を壊してします原因を作る病原体が体に入ってくる。感染するということです。その正体とは現在ではHIV(Human immunodeficiency virus)と確認されています。このウイルスに感染すると時間経過を経て病気、後天性の免疫不全が引き起こされることになります。

専門的には以下を見ていただければ詳しく解説してあります。

以下にも、もう少し砕いて書いてありますが少し砕けすぎてわかりにくいところがあります。

症状としては感染後にウイルスが少し増えて少し体調の変化も見られますがすぐにおさまり通常の体の状態に戻ります。でもここで重要なことが起こっています。

この時には免疫反応を実際に行っている細胞、免疫細胞の中、細胞の核にウイルスが入り込んでいます。もう少し正確にいうとウイルスの遺伝子の一部が細胞の核にある人間の遺伝子の一部になってしまうということです。ヒトの遺伝子の一部になってしまうことで、通常の免疫反応ではウイルスが排除出来ない理由となっています。

現在、投薬することで発症をコントロールできるようになってきています。

しかし、一番大切なのは感染しない。感染するようなことはしないことが必要ですね。ですが、意図しないところで感染してしまうこともあるため、血液製剤など感染リスクが高い治療薬などはしっかりチェックする必要があります。

しっかりとした対策をした上で、ウイルスに対する知識を付け、適切にケアすれば感染リスクは極めて低くできることを理解することが大事です。

風評被害が少しでもなくなりますように。

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