禁止改訂について思う事

禁止改訂は今や一種の一大イベントのようなものだ。
全てのMTGプレイヤーが注目してるし、環境がリフレッシュされて今までより多くの人が楽しめるゲームになる。
僕自身禁止に関しては否定的ではなく、むしろやらないとゲームの存続自体危ういと思ってる方。
だから今回禁止カードが出たことは、残念だけどしょうがないなって見方だし(暴れてはいたからね)。

ただいちプレイヤーとして思ってるのは、禁止で環境変えてもらうの期待するのは如何なものかって事。
勝ててないのを環境のせいにするのは結構ヤバいし、強いデッキが環境に多いと言うことは勝ちたい人が多い表れでもある。
少なくとも今回禁止されたカードを好きで使っていた人は多くいるし、そういう人達を悪として遠くから小汚い言葉を吐き捨てるのは見てて気持ち良くない。
これは禁止改訂の度に思ってる事だけど、こういう人が減れば良いなといつも思ってる。


禁止改訂

こっからが本題。
禁止改訂の中身に関しては、理解出来るししょうがないって感じ。

アールンドの天啓

ストリクスヘイヴンの時からずっと使い続けてきたカード。
かなりヘイトを買ってたから禁止はしゃあなし。
たぶん使ってた人の殆どがそう思ってるじゃないかな?

ゼロ除算

今回のビックリ枠。
カウンターに履修が付いてきてリーアと相性抜群。
イニストラードに入ってからは特に強かったけど、こいつ居なくなったら青系のデッキどうすんだろ?
神河で強いインスタント収録に期待。

不詳の安息地

アクティベートしてぶん殴ってからマナ出せんのヤバすぎる。
単色に冠雪土地を採用する1つの指標。
ただコイツが消えて単色が止まるかと聞かれると……(;-ω-)ウーン

物申ぉぉぉぉす

禁止改訂には文句は無かったけど、不満がない訳では無い。

・何故今なのか
アールンドの天啓+感電の反復というコンボはイニストラード:真夜中の狩りの環境から猛威を奮っていた。
結果的にイニストラード:真紅の契りリリース以降もずっと環境トップに居座ることになった。
決断する時間はあったと思う。
もし禁止改訂を出すのであれば1ヶ月早く出すべきだったのではないのか。
神河リリース目前で環境が変化する事が分かりきってる今、禁止改訂で無理矢理環境を変化させる事が必要なのかどうかというのが僕の中に残る疑問である。

・一貫性の無さ

スタンダード
レガシー
ヒストリック

今回の禁止の判断基準はブレブレな印象を持っている。
スタンダードの場合、青赤天啓はミッドレンジ系の締め出し、対応力の高さ、不満が理由。
白単、緑単なら多くのデッキに対する勝率の高さ。
レガシーの場合はミラー以外のかなり高めの勝率。

天啓の禁止に関しては過去の「守護フェリダー」禁止の時と同じような印象を受けてしまった。

「いや、こんなカード刷ったらサヒーリと一緒に使うだけで無限コンボなるのわからんの?」
※当時は情報公開されてすぐ話題になってた。

「反復みたいなの刷ったらそりゃ天啓コピーされるわな」
「追加ターンが不快って、それ自分らで刷っとるやーん」

リリース前にそういうのわからんのかなって思ってしまってる自分が居るのが正直なとこ。

加えてレガシーは勝率にかなり言及しているのに対して、スタンダードは勝率には触れても具体的な数字の公開はされていない。
何を元に禁止を決めてるのか指標が分からないと僕らのような一般ピーポーは納得できない部分も出てくる。
「不満が溜まりやすい」なんてクソ抽象的な一言で片付けて欲しくない。

それならこっちだって先2サリアに不満爆発だし、目立ってないだけで猫戦車やってる事ヤベぇからな?って思うよ。

例えば勝率○○%超えたら禁止の対象になり得ます、みたいな土台となる指標を示して欲しい。
そういうのが1つあるだけで僕らのような一般プレイヤーもWotCの考えに少しは同調出来るんようになるんだ。

今回の禁止改訂で環境がどうなるか分からないけど、僕は懲りずに青使うんだろうなぁ。

素晴らしい環境になることを願っています(-人-)

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