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食糧の配給について

NYではコロナ禍による困窮で苦しむ人達のために、無料の食料を配給をしてくれるサイトが非常に多くある。

行政の支援もあり、ウェブで最寄りの配給所を探すのも容易になっている。

一時期は食料品はお店に沢山あるのに、こうしたサイトでは配布できる量が不足する程の需要があった。

で、その話題になった時に旦那と口論になった。

キッカケは本筋と関係ないので省くけど、彼はこうした支援を受ける事を非常に恥ずかしく感じる、という。

まあ、確かに誇らしい事ではないし、恥ずかしいと感じるのも理解はできる。

ただ、よく聞いてみるとその理由は、「子供の頃に生活保護を受けてる子が酷く罵倒されたのを見た」から。

生活保護や支援を受ける理由は人により様々。恥ずべきは、蔑み罵倒する側だ、との反論は頭が冷えた頃に理解してもらえたけど、彼の言い分も最も。

アメリカは日本以上に「大きな子供」が多い国。しかも銃の所持が憲法で保証されてもいる。中には暴行や自宅の放火に至るケースも想像に難くない。

そう考えると、気をつけるに越した事はないのだなぁ、という事で話は落ち着いた。

(支援の仕方には偏見や差別を助長しかねない部分もあり、それは追々どこかで改めて書いてみたい)

因みにNYでは経済制限最終段階という事もあり、冒頭の写真にあるようなサイトの利用者は減少している模様。

願わくは少しでも早く事態が正常化する事を祈らずにいられなかったりする。

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