東京ドームにいた灯台たちに

オードリーのオールナイトニッポンin東京ドームが終わって一週間と一日が経った。せっかくなら何か感想を残したいなぁと思っていたが、何を書いても蛇足になってしまう気がして筆が進まなかった。

24日のオールナイトニッポンの春日さんの遅々たるトークをもって「余韻終了」の報が若林さんから発表された。
さみしいけれど、若林さんの声のトーンがいつもより明るい気がして、東京ドームを大成功で終えた安堵と前々からスレッズなどで言っていた燃え尽き症候群回避もきっとうまくいくんだろうなぁ、良かったなぁ、という気持ちでいる。
(何だこの感想。母親面で嫌だなぁ。気持ち悪いね)

若林さんが元気だと春日さんもリトルトゥースも嬉しい。
元気じゃない日があってもいい。でも、やっぱり元気だと嬉しい。


東京ドームの春日さんは本当にスターだった。
"ラジオ"スターであるかどうかはちょっとわたしみたいな雑魚には決められないけれど。
プロレスがとにかくよかった。いい試合を見れた。フワちゃんも春日さんも華があって絵になりすぎていた。WWEの試合かと錯覚するくらいだった。

オードリーは「ラジオモンスター」と「スター」のコンビなんだなぁ。異論は認めます。


2月18日、わたしは家のパソコンの前にいたけれど、魂は確かに東京ドームにいたと思う。Pop Virusの時はもちろん立ち上がった。立ったら画面が見にくくて、膝を曲げてスクワットみたいな姿勢で踊った。

「東京ドームは客席に包まれている感じでやりやすいんですよ」と星野源さんがラジオで言っていたけれど、本当に星野源さんは気持ちよさそうに歌っていた。カッコよかったなぁ。
同じステージで間近でOrangeとPop Virusをパフォーマンスした若林さんの感想が「星野源さんって本当に歌うまいんだな」だったの、めちゃくちゃ良かった。
"えらそうだな!"とは誰も言うまい。同じステージに立っていたのだから。

漫才も最高だった。

↑と書いてから数十分漫才のどこどこが面白かったと書きだしてみたのだけど全て消してしまった。
あの漫才の空気感を文字にするのは難しすぎる。一万字くらい使えば不足なく表現できるだろうか。いや、少なくともわたしには無理だ。
「最高だった。面白かった!」これしか言えない。


最後に。

今、わたしは鬱病の状態がよくなくて、何かにのめり込むことがとても難しい。
ラジオを聴いていても正直ところどころ聞き逃してしまうし、テレビを見ていても虚無感に襲われて途中で止めてしまう。
寝れるのであればずっと寝ていたい。
何かを頑張るところまで気持ちが追いついていない。

オードリーのオールナイトニッポンin東京ドームを見ている間も、本来の自分ならもっと感動してるであろう場面で妙に冷静になってしまい"この状態でライブを観ること自体このために汗をかいてきたオードリーやチーム付け焼き刃や東京ドームの方々に対して失礼だよなぁ"と思いながら見ていた。

心の中で"ソンナコトナイヨ"と"確かにそうだな"が太陽と北風みたいに常に小競り合いしていて、それでまた気が削がれた。

悲しいことだが、わたしはここにいる。
もう時間はあまりないだろう。灯台たちが光っている間に、わたしは自分で自分の足元を照らさなきゃ。

東京ドームにいた灯台たちに感謝します。
少なくとも、わたしは目撃したし、2024.2.18.オードリーのオールナイトニッポンin東京ドームを忘れません。


#オードリーANN東京ドーム
#annkw
#鬱病

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