イントロドンとパスタ作ったお前
先週のバナナムーンgoldでイントロドンをやっていました。私はイントロドンというゲームがけっこう好きです。「どんなゲームでも真剣にやれば面白くなる」というのはバナナマンの格言だけど、イントロドンは誰でも自然と真剣になってしまう魔法のようなゲームだと思います。…とか言いながら私はイントロドンをやったことがありません。テレビやラジオでやっているのを指をくわえて見ているだけ。
なぜならば、正式な(?)イントロドンを行うためには、出題者1名と解答者2名以上が必要になるわけで、友達が少ない私にとっては「(磯野〜)イントロドンやろうぜ〜」と誘うのはなかなか簡単ではないのです。
音楽をシャッフルで流して何の曲か当てる「ひとりイントロドン」ならばやったことがあります。わりと楽しい。楽しいけど、ひとりなので勝敗もつかずしばらくすると飽きてしまう。
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バナナムーンのイントロドンで湘南乃風の「純恋歌」が出題されていたのですが、純恋歌を聴くと昔の彼女のことを思い出します。
19歳の頃の話です(12年前)。
ある日、同棲していた当時の彼女がアパートに帰ってくるなり「純恋歌を目の前で歌われた」と言ってきました。
目の前?と思い「カラオケに行ったの?」と質問したのですがそうではなくて、彼女は友達数人とバーベキューをしにキャンプ場へ行っていたらしいのですが、みんなの輪から少し離れて休憩していたときに男の子のひとりがおもむろに近づいてきて、いきなり目の前で純恋歌を歌いはじめたらしいのです。
それも大声。それもフルコーラス。
当然、まわりの客にも聴こえるし、一緒にきた他の友達にも聴こえています。
「たぶんだけど、求愛行動をされた」と彼女は言っていました。同棲していることは女友達にしか話していなかったらしいのでアプローチを受けること自体はおかしなことではないのですが、方法が特殊すぎる。
「歌の間どうしてたの?」と聞いてみたら「なんか、とりあえず遠くを見てた」と言っていました。なんだそれ。
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「いきなり歌うってやばくない?」と私は多少の優越感に浸りつつ笑っていたのですが、そのわずか1年後に音楽の専門学校に入学して、作詞作曲を学び、コテコテのラブソングを腐るほど作っては彼女に聴かせることになることを12年前の私はまだ知りませんでした。
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