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完璧な人は慕われない

20代の頃は、【常に冷静で仕事も出来る完璧な大人】に憧れていましたが、そんな仕事が出来る完璧な大人が、実は人として慕われる理由にはならないということを、僕は石田三成から学びました。
※サムネは石田三成です。

石田三成というと26歳という若さで豊臣政権の重要な地位につくくらい、仕事が出来て豊臣秀吉から信頼されていた方です。

具体的には、算術計算が得意で、合戦時の兵糧計算や検地奉行などの事務仕事が得意だったようで、現代の会社で言う人事/経理/総務から営業事務/社長秘書の仕事を行っていたようです。

ただ、上司である豊臣秀吉からは信頼されていたようですが、前線で戦っている武将(現代の会社で言う現場の営業)からは何なら嫌われていたようで、結果、豊臣秀吉が亡くなった後にその人望の無さが影響して徳川家康との関ケ原の戦いでの敗北に繋がっています。

僕自身の話ですが、以前勤めていた会社で、むちゃくちゃ仕事が出来た完璧な上司が居ましたが、それでも「この人のために身を粉にしてでも働きたい」と思えたかと言えばそこまでは思えませんでした。正直なことを言えば「怖いし、言ってることは正論っぽいから従う」といった感情が働いていました。


理由は... 凄すぎて親近感が無いから?マジメ過ぎて堅苦しいから?寛容さがなく、配慮が無いから?まだちょっと明確な理由はわかっていませんし、上手く書けませんが、完璧な人は慕われないと認識しています。

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