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HKT48 村重杏奈 卒業に向けて贈る言葉

村重杏奈さんは他の誰とも違う孤高の「アイドル」でした。
おそらく、誰も村重杏奈さんの代わりにはなれず、そして、村重杏奈さんと同じ「アイドル」はもう現れないのだと思うのです。

そういえば、村重杏奈さんのことは何と呼ぶのが一番いいのか、僕はいつも悩んでしまうんです。
「あーにゃ」って公式ニックネームで呼ぶのがいいのだろうか。
それとも、「村重」って呼ぶ方がいいのかな。
架空請求詐欺に遭ったときには「杏奈」って呼び捨てにされるとドキドキしちゃうっていってたから、僕も「杏奈」って呼ぼうかな、とか。いろいろ思い悩んでしまいましたが、この後からは「シゲちゃん」で統一させてもらおうと思います。

シゲちゃんを言葉で表現すれば、
cute(キュート)で pop(ポップ)で sexy(セクシー)で、
そしてglamorous(グラマラス)で scandalous(スキャンダラス)で lovely(ラブリー)です。
どの言葉をとっても、これらの言葉で飾られるシゲちゃんは、間違いなくキラキラした「アイドル」でした。(ギラギラしているときもあったのかもしれない)

観ていてハラハラするのがいいのかは分かりませんが、TVに出るといえば、しげっこはみんなワクワクだけじゃなくて、ハラハラしてたんじゃないかな。
僕はおじさんだからお父さん目線って言われてしまえばそれまでだけど、友達みたいな感覚で、「シゲちゃん大丈夫かな?うまくやってるかな?」という気持ちでTVを観てる。うまいコメントできて取り上げられれば「やったね」っていう気持ちになるし、あんまり映ってなかったりすると「ドンマイ!」って気持ちにもなったりする。しげっこが、シゲちゃんを観てて、本当に飽きないのは当然なのだけれども、シゲちゃんがTVに出てるのを他の人が観て「あの子頑張ってるね」とか「あの子かわいいね」って言われると本当に嬉しくなってしまうんだよね。

シゲちゃんは推していて、本当に楽しい「アイドル」でした。

僕個人の話で言えば、アイドルそのものは昔から好きだし、AKB48にも推しがいて、CD買ったり、TVを観たりする在宅ヲタでした。
でもシゲちゃんのことがドンドン好きになっていったことで、僕は現場に出るようになりました。
シゲちゃんに会って話がしたい。握手会に行きたい。劇場に行きたい。コンサートに行きたい。本当にそう思うようになったのは、シゲちゃんを推すようになってからなんです。
実際に握手会で会えるシゲちゃんは、可愛くて話が面白くて、オンラインになってからでも、シゲちゃんはヲタを大切にしてくれる「アイドル」でした。

そんな「アイドル」シゲちゃんがHKT48を卒業されます。

卒業発表の2021/9/19の公演は、モバメの匂わせで何かあることは分かっていたけれど、卒業発表以外のお知らせだったら、アンコール前のどこかのMCで言うだろうな、って思っていたから、アンコールに入ってしまった瞬間に「卒業発表だな」って確信して、その時を待っていました。
そして、シゲちゃんのスピーチは本当に素晴らしいものだったし、その後「みんな泣け」という叫びがあって、あぁこれがシゲちゃんだよなっていう、湿っぽくない卒業発表になるところがさすがだな、と思わずにはいられません。

そして秋元先生から次の言葉がもらえるかどうかは分かりませんが、僕は明らかに宣言できます。

「HKT48とは村重杏奈のことである。」


HKT48の歴史はアイドル村重杏奈の歴史です。デビューしてすぐに紅白に出られて、その後は呼ばれず、劇場は無くなってしまう。ふてくされることもあったかも知れない。干されているように感じたかも知れない。
でもファンはずっと応援していて、メンバーみんなで励まし合って、そして新しい劇場ができました。コロナでいろいろなことが飛んでしまったけれど、工夫して色々なことにチャレンジする。ほらHKT48の歴史とシゲちゃんの歴史はかぶりまくりだよね。

でも、それは当然だよね。シゲちゃんはずっとHKT48の中心(センター)にいたんだから。センターを目指していたシゲちゃんは、シングル選抜の一番前に立っていることを望んでいたのかも知れないけれど、選抜ってことではなくて、HKT48メンバーの心のセンターにはずっとシゲちゃんがいたのだと僕は思っています。

そして、シゲちゃんを送り出す1期生と後輩達に未来のHKT48を託し、それぞれのメンバーの道しるべとなれるように背中を見せる卒業生となるシゲちゃん。僕らしげっこは、これからもずっとしげっこです。いつまでもシゲちゃんを応援し続けることを誓います。

だからシゲちゃん、安心して、夢に向かっていってらっしゃい。

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