今こそBackside Saddleを!

こんばんは、グラップラーまごっとです。

今や最強テクニックとなったKガード。流れとしてはKガード→Backside 50/50→Backside Inside heelhookという流れです.

破壊力が抜群であるのは間違いありません。

が、意外と安定せず、抜けられることも多々あると私は考えています。

結局は50/50。手でクラッチを作る前で抜けられることがあります。

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↑これくらい足を深く入れたら結構安泰ですが、足を深く外から入れるのが難しかったりします。

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↑ここまで来たらグラップリングの技No.1の破壊力を発揮します。が、ここまで至るには抜けられることが多々あります。

そこで!私はBackside Saddleのエントリーを提唱したいと思います。

Backside Saddleとは何か?!全然一般的な言葉ではなく、むしろ私が作った言葉なのですが、Backside 50/50のSaddle版です。

実はこの技、ある程度歴史があります。

Backside 50/50は外から足をかけますが、Backside Saddleは内側から足をかけます。相手の足に対する圧力はBackside 50/50ほどではないですが、Backside Saddleのほうが足を深く入れやすい、と私は考えています。

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↑KガードからのBackside 50/50のエントリー直前に似ています。ここからGarry Tononが右足をかけたらBackside 50/50です。

Backside Saddleは、左足をかけます。

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↑自分の身体を横にして、相手の正面と向き合わないようにするのがコツらしいです。

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↑残りはBackside 50/50のInside heelhookと同じ。相手の足を持ってきて極めます。

破壊力はBackside 50/50に劣りますが、何が良いのか?

先程述べた「深く入りやすい」というのが1点。

もう1点は、予後が良いということです。

Backside 50/50は結局は50/50。回られたら50/50。状況は五分五分になります。

しかし、Backside Saddleは回られてもSaddleポジションを維持できるので、有利を継続できます。

だいたい上の画像になったら、かけられているほうはバックステップで回ってきます、つまり、左足をGarry Tononを超える形で回ってきます。

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↑回られたら、あら不思議、Saddleになるのです。そこから攻めを継続できます。

Backside SaddleはKガードと途中までは同じ流れでいけます。かける足を右足にするか、左足にするか、で変わってきます。ぜひBackside Saddleを狙って、攻めを継続する流れを作ってみてはいかがでしょうか。

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