小山田圭吾と「20年以上前の和光学園」のインクルーシブ教育 4 補足

ご意見をいただいた中でいくつか補足したいことを追加で投稿する。

まず、和光高校の民青高校班について。

これは今現在もあるのかはわからない。和光大学班のツイッターアカウントは確認できるが、高校班の存在は明記されていない。

同盟員の生徒がいなければ、当然だが消滅しているであろう。数年~数十年前は確かに存在したことは以下のリンクに記載があることからわかる。(2021年7月20日現在、和光高校班のリンクは切れている)

また僕は中学生当時、自宅でしんぶん赤旗を父の仕事の取引先からのお願いで、義理で購読していたため、そこでも「和光高校班」の取り組みを読んだことがあると思う。これはバックナンバーがあるわけでなく、完全なうろ覚えである。

だが僕は民青の班が存在することを問題にしているのではない。別にあってもいいし、むしろ若者が政治に関心を持ち団結してテーマに取り組むことは悪くないだろう。それを教職員が手助けするのも、別に悪いとは思わない。むしろ政治に無関心、政治に関心を持つのはカッコ悪い、めんどくさいという昨今の風潮の中で、問題意識を持ち主体的に変革に立ち上がろうとする高校生が多いことは、僕にとっては誇らしいことである。民青高校班があるとか、共産党色が強いとか、それをスキャンダルを暴かれたかのように否定して隠そうとしたり、逆に叩きの材料にしたりする人がいることは、僕には理解できない。

これも、卒業後20年以上経過した今では、党派色が薄くなっている可能性はある。


和光学園の理念や、学校から見た赤裸々な様子が描かれた本がある。

和光学園園長の丸木政臣氏(故人)による著書。この本は僕も当の和光生だった中学生当時、よく読んでいた。学校側から見た、生徒たちの様子はこの本にけっこうリアルに紹介されている。大き目の図書館に行けば置いてあると思う。

それに、僕も在籍した前後の頃の様子は「まちBBS」に今も残っている。当時の在校生やOBOGによって、リアルな様子な書き込まれていると思う。もっとも2chに類する匿名掲示板であり、その内容が真実かどうかはわからない。

この掲示板の67、68、69、70の書き込みが、僕が経験した当時の和光そのままだ。




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