見出し画像

輪郭を作る

分からないことがある。
自分の経験、知識が乏しければ乏しいほど、それは多いはずだ。

それは歳を重ねるほど、自身に重くのしかかる。
動きが鈍くなる。

その疑問を崩すには自分の勉強ももちろんだが、経験のある人間への質問も大切になる。
どう質問すれば自分の期待する答えが返ってくるか、考えて頭を捻って質問する。

哲学では不明な物を明確にする手段として、輪郭を削るという作業がある。
それは分からないことを、疑問点の周囲を途方もないトライアンドエラーで明確にして、疑問の輪郭を浮かび上がらせるというものだ。

普段の生活を過ごす中でも、哲学的なアプローチが活きる。
哲学とはあらゆる分野の祖先であり、最も学習に値する学問だと実感した。