(胃カメラ)飲むなら乗るな!乗るなら飲むな!
本日は人生で四回目の胃カメラです。
私の場合は胃にも悪性リンパ腫がいるから
こんなに多いんですが…
実は健常者でもちょっとした症状ある時に、
胃カメラは良くある大事な検査です。
結構苦しい検査ですが、
ある事を知らないと苦しさが何倍にもなるので、
胃カメラ飲んだ事無い人は必見だと思います。
早よ「ある事」教えてよって方は④結論からどうぞ。
①どんな時に胃カメラになる?
私の場合を例にまとめます。
1回目…胃が痛い、違和感を感じた時
仕事が多忙な30才前くらいに病院でしてもらいました。結果は軽い胃炎でした。
2回目…健康診断で要検査になった時
バリウム検査で引っかかりました。
全く同じ時期に咽喉が悪性リンパ腫と判明していて、胃にも転移してました。
3回目…悪性リンパ腫の確定検査の時
実は胃にできるがんにも特徴があって、
普通の胃がんは胃の表面から浸潤するので、
胃カメラ時の生体採取と検査で見つかりやすいです。
悪性リンパ腫は胃の内側から浸潤するので、
表面を一部切って採取しても見つからない場合があります。
私がまさにそうで、2回目ではがん細胞見つからなかったものの、明らかに見た目はがんだし、
原因をハッキリさせないと治療方針が決められないとの事で3回目となりました。
結果、やはり悪性リンパの細胞でした。
4回目…抗がん剤による弊害の確認時
悪性リンパ腫は抗がん剤が良く効く珍しいがんなのですが、胃に出来た場合は注意が必要です。
がん細胞が死滅するため、腫瘍があった部分がぽっかり穴が空く場合もあるからです。
だからといって抗がん剤をやめれる訳ではないのですが…
胃カメラで確認して、出血や異常が無いかを早めに確認するのが大事だそうです。
②胃カメラの手順
1回目と2回目以降の差は③の鎮静剤の有無だけなんですが、ここでは一番苦しかった1回目として書きます。
・手順1 絶食
当たり前ですが検査前は食べれません。
当日は検査出来ずに、後日胃カメラの予約をする場合はその際注意されるから大丈夫です。
ただ、その日胃カメラになるかもと思っているなら、朝食を抜いて行くのが良いでしょう。
・手順2 咽喉の麻酔
水飴状の麻酔薬を喉の奥に10秒ほど溜めるよう言われます。
が、ここで病院による違いが!!
1回目、2回目、3/4回目で病院が違ったんですが、最初二つの病院では自分で麻酔薬を口に含むんです。
これが咽喉の奥にうまく届かない!!
今の病院だけが、針の無い注射器で看護師さんが咽喉の奥に流し込んでくれたので楽でした。
・手順3 胃カメラ本番
後はベッドに横になって、器具を咥えてカメラ入れるだけなんですが…
咽喉に麻酔かけてても痛い!苦しい!!
嗚咽もするし、異物が食道にぶつかりながら入っていく感覚もしっかりあります。
手慣れたもので、看護師さんが動かないよう抑えてくれるのですが、動く気無くても嗚咽で勝手に動くくらいの大変さです。
③鎮静剤の有無でこんなに違う!
1回目で苦しかった経験を相談したところ、
2回目の病院では鎮静剤があるよと教えてくれました。
ほう!!
飛びつきました!
手順は②と全く同じなんですが、
本番直前に意識が朦朧とする鎮静剤を点滴されます。
完全に眠る訳では無く、私の場合は意識も結構あるんですが、本番の苦しさが全く変わる!
いつのまにかカメラが入ってた感じで、
もちろん痛みや、苦しいのもあるんですが、
鎮静剤無しの②の時とは全然違います。
④結論:胃カメラ前にやっちゃいけないこと
という訳で、胃カメラ受けるなら③の鎮静剤有りを強くオススメしますが、注意点が一つ!
鎮静剤を選んだ日は車の運転ができません!
後日やる場合は先に注意されるから大丈夫です。
でも仮に①のような健康診断等で引っかかり、
念のため朝食抜いて準備しといたが、
病院遠いから車で行ったとして。
病院によっては胃カメラはその日に出来る所も多いです。
その時、「車で来てるなら鎮静剤できませんが
どうしますか?」と問われて
「また来るのめんどいし、
我慢するからいらないです」
なんて答えた日には、②みたいな地獄があなたを待ってます(笑)
抗がん剤の副作用も今のところ少なく、
今日の胃カメラの結果にドキドキしながら毎日書いてます。
良ければ他の記事も読んで貰えたら嬉しいです。
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