『フクキタルに反省を促すダンス』の制作後記

音mad作る気力がなくなってしまったので、今更ながらですがフクキタルに反省を促すダンスの制作後記、および解説について書いていきたいと思います。

動機

まず作った動機としては本垢のTLに流れてきたよねだとみミズ先生のイラストです。
これにクソリプを送りつけようとしてクソコラ動画を作り始めたのがきっかけでした。
これを作っている途中に、どうせだったら歌わせようと思い制作に至ったわけです。

動画

動画はDaVinci Resolve17で制作しました(音mad作者で使ってる人少なくて悲しい)
作業は簡単、Trackerノードを追加して鼻の部分にトラックポイントを置いたらあとは再生するだけ!!

本当にそれだけしかしてないから動画はほとんど書くことない…
てなわけでさっさと音声に()

音声(人力)

人力は全部VocalShifterだけで作ってreaperでエフェクトかけて仕上げました

できるか限り素材を伸ばさず、ピッチ補正もできる限り最小限に抑え、
どうしてもという時だけフォルマントも調整して
元の音から崩れないよう意識して作りました。

VSTに関してはGlaceVerbのみで作ってました。
因みに、音雲に上げた方はiZotope社のOzone Imager2で音をちょっと広げてます。

音声(打ち込み)

打ち込みに関しては「スペチャアアアアアアアアアアアア」のみ(アニメ5話20:12~20:16辺り)
を使用して打ち込みました。

構成としては
メロディー
ハモリ
ドラム(スネア、バス、ハイハット、シンバル)
ベース
ギター
になります

メロディー及びハモリ

メロディーとハモリは「スペチャアアアアアアアアアアアア」の
チャアアアアアアアアアアアア」の部分をシンセ化した素材を使って
そこにGlaceVerbでリバーブをかけてます。
ハモリはこちらの歌ってみたを参考に+4で作ってます

GlaceVerbの設定

ドラム

一つずつ解説していきます。
 まずスネアですが、使えそうなところがなかったので結構無理やり作ってます。
ペの部分ピッチを極端に上げて、そこに
YOU WA SHOCK!(Cの40%位)して音圧を上げ、
TDR Novaのローパスフィルターで1kHzより高い音をカットして
GlaceVerbでリバーブかけて出来上がり。

 次にバスドラム。一応ペの部分で作ったつもりだけど多分メインの音は裏のBGMと環境音だと思う。
ピッチは変更しないでまたまた同じように
YOU WA SHOCK(Aの100%)とGlaceVerbかけて
TDR Novaのローパスフィルターを今度は500Hzでカットして、
原曲のほうだとほとんどセンターからしか聞こえてこないからOzone Imagerで音を狭めて(-100%)
もう元の音一切残ってないけどこれでバスドラムは完成。

 次にハイハットクラッシュシンバル、こっちは両方ともの部分を使って、ハイパスフィルターリバーブで整えてる。
ハイハットは原曲の音程に合わせるのにピッチを+1.5 してハイパスフィルターで3.8kHz以下をカット、
クラッシュシンバルは3.3kHz以下をカットでピッチが+1.5と+3.5の二つを使いました。
ドラムは全体的にいい加減に耳コピよく聞いてみると結構雑です。

ベース

ベースはシンセ化した素材にローパスフィルターをかけて
ユワショで音圧あげてつくりました。
以上。

ギター

ギターは知識が全くなかったのと単純に面倒だったので
TAB譜拾ってきてそのまま打ち込みました。
音に関してはシンセ化した素材にユワショGlaceVerbかけて
SGA1566というプリアンププラグインをかけて歪ませてます。
あとは原曲同様サイドギターを左側、リードギターを右側にパン振りしてます。

マスター

去年の10月あたりに無料配布されてたiZotopeのOzone9 Elementsを使って雑に仕上げてます

あとがき

人生初のまともに完成させ公開した音mad(映像の出来は酷いものですが)ですがそこそこ良いものができたのではと自己満足しています。
今までも何度か音声だけ作ったりはしてたのですが、
大体中途半端なところで終わらせてしまったり
出来たとしても映像を作るのが億劫だったりで、
動画投稿サイトにはこいつしか上げてこなかったわけですが、
ニートになったおかげで時間に余裕ができどうにか完成できました。
お父さん、お母さんありがとう

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