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500円デッキは競技勢にもオススメ?

どうもです。

今回のテーマはタイトルの通り。
500円デッキはこれからポケカを始めたい人だけでなく、競技的に行う人にもオススメかもしれませんよという記事になります。

500円デッキのメインターゲットは間違いなく初心者であったりいわゆるエンジョイ勢と呼ばれる人たちだと思うんですよ。
それゆえにデッキ構成や収録カードは
・シンプルなもの
・分かりやすいもの
・強すぎないもの
・難しくないもの
が中心になっているはずです。
GXスタートデッキがそんな感じでしたしね。
強いていうなら溶接工は強過ぎる気はしますがその分他のカードで調整してくれていると信じています笑

このような扱いやすいカードを中心での対戦になると1ターンでできることって限られてるんですよね。
1ターンに一気に3エネ盤面に加速させたりすることもほとんどないですし、ポケモンが一気に横並びすることも難しいですし、進化ポケモンをしっかり1ターンずつ進化させることも難しいでしょう。
簡単に言うと

『カードパワーに頼ったプレイング』

が出来なくなってしまいます。
良い意味で足かせがついてる状態になるわけですね。

自分はポケモンカード(というかカードゲーム)における強さは

構築力×プレイング±-運

で表すことができると考えています。

500円デッキ同士での対戦だと構築力は関係なくなるんですよね。なぜなら、構築はすでにあるので。まぁもしかしたら多少のクオリティの差はあるかもしれませんが。

また、運の要素も比較的少なくなります。
500円デッキ同士の場合、上記のようにカードパワーが比較的抑えめで作られているので昨今のポケモンカードのように2.3ターン目から200ダメージが飛び交うようなそんなことには基本的になりません。お互いダメージを蓄積し合ってサイドは1枚ずつ進んで〜という風になるでしょう。
こうなることでゲームのターン数が増えます。
ここで、少し話は変わるのですが1ターンにおける『プレイングの要素』と『運の要素』はどちらの方が多いでしょうか。個人的には『プレイングの要素』の方が多いと考えています。正確に言うと『運の要素』がどんどん少なくなっていくといったほうが正しいでしょうか。
運というものは収束するものです。例えばターン始めのトップドロー。強いトップドローや弱いトップドローなどありますが仮に5ターンで終わるゲームをする場合トップドローは5回です。これが長期戦になり例えば12ターン(2ターンに1枚サイドをとる計算)ゲームをできると12回トップドローをできるわけです。
トップドローの試行回数が5回だと片方だけ1度強いトップドローができたりしてしまうとそれはそれは大きなアドバンテージになるでしょう。しかし、10回もトップドローをするならば運は収束する気がしてきません?

というわけで運の要素も普段のポケモンカード よりかは関係なくなっていきます。


と、いうことは

プレイングが非常に

大事なんですよね。

もちろん、気軽に遊ぶこともできます。当然です。
しかし、500円デッキ同士の対戦のような
・構築が固定化されており
・ゲームのターン数が長くなる
ゲームを行う場合、プレイングの要素が非常に大事になってくるわけです。

正直、今のポケモンカードはカードパワーがあまりにも高く高速展開になってしまうため、1ターン必要カードを引けなかっただけでもうそれだけで負けに直結します。あるいは、相手の噛み合いが1ターン早まってしまったりするとそれはそれは大変なことになりがちです。
どストレートにいうとプレイングが関与する要素が減っていると自分は感じています。それゆえにプレイングが疎かな上位の配信卓とかでも、依然より見られるようになっていると感じています。

まぁ、もちろんプレイングの要素は今あまり大事ではない(というよりも他の要素の方が大事)ので、プレイングの技術を身につけてもちょっと遠回りかもしれませんが、とはいえプレイングの技術はあるに越したことはありません。

そういう視点で500円デッキで遊んでみるのはいかがでしょうか。

ちなみに、自分が過去レギュがプレイングの練習になると推す理由もこのあたりと同じですね。

それでは。

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