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【ポケカ】クラッシュハンマー考察の言語化【考察記事】

どうもです。

自分はポケモンカードにおいてコインを投げることはかなり好きです。最近だとかわりみのじゅつゲッコウガでデッキを組んだり、遡ると
・ドッキリバークグランブル
・めまいのかぜモルフォン
・MガルーラEX
・ナマコブシ単
などなど組んだことがあります。
また、自分が今までで最も素晴らしい成績を残せた時はおとりよせパッドを4枚採用して、公式にもそこをピックアップしていただけたりもしてました。

しかし、クラッシュハンマーというカードはあまり好きではありません。最近はこのカードの採用率もあがりコントロールだけでなく、ふつうにサイドを取るタイプのデッキにすら入っています。そのようなデッキに対して、反射的に否定的に考えていました。

しかし、事実として自分は勝っておらずクラッシュハンマー入りの構築は成績を残しています。また、"反射的に"否定的に考えていただけであり、なぜ否定的なのか言語化するには脳内だけではぐちゃぐちゃになってきました。

と、いうわけでこの場を借りて思考の言語化を測っていきます。
あくまでも目的が自分の思考の整理ですので読みにくいところはまぁ許してください🙇‍♂️


①妨害カード採用がそもそも弱い

そもそも妨害カードの採用は弱いと考えている。なぜなら、それらのカードでは自分のデッキのコンセプトを達成する手助けになることがほぼないからだ。もちろん、コントロール系統などの「妨害すること=そのデッキのコンセプト」のときは話が別である。
リセットスタンプやアブソルなど入れたいけど抜きがちになってしまうカードたちが採用されないことがあるのはまさにこれが理由だと考えている。
妨害するよりもまず何より優先すべきは「自分のデッキコンセプトを相手に通すということ」が自分の認識である。

②枠を取られる

クラッシュハンマーを採用するとき、それは4枚採用以外ありえないと考えている。なぜならコインを投げるならば試行回数を稼ぐ必要があるからだ。カスタムキャッチャーを4枚採用した後に後ろを呼ぶカードがないから仕方なく入れていたポケモンキャッチャーやリソースマネジメントで無限回使いまわせるクラッシュハンマーは別であるが。
①に通ずるところだが、この4枠があれば自分のデッキコンセプトを安定させるためのカードを入れられるはずである。初動を安定させるためのサポートカードの枚数を増やせたり、明確な勝ち筋を作れるサブアタッカーを採用できたり、メインアタッカーの枚数を増やせたりできるはずだ。
相手のことを妨害できても、自分の盤面が整っていないのならば本末転倒である。

③コインを投げる割にリターンが弱い

クラッシュハンマーというカードの他にもコインを投げるカードはたくさんある。ポケモンキャッチャーやおとりよせパッド、(今は使えないAマークのカードだが)スーパーポケモン回収など。
これらと比べるとクラッシュハンマーというカードはかなり弱いと考えている。クラッシュハンマーの効果は「エネルギーをトラッシュする」効果。これを1回されるくらいならどうにでもなると考えている。
三神ザシアン→メタルソーサー
ピカゼク→エネルギーつけかえやサンダーマウンテン
超ミュウミュウ→サイコリチャージ
炎全般→溶接工
など。
当然、まだ準備が微妙な後攻1ターン目のエネ破壊は刺さるパターンが特に多い。三神はオルタージェネシス打ちにくくなるし、ピカゼクはフルドライブ打ててないからエネルギーつけかえで動けない(まぁコケコ◇あるけど)、超ミュウミュウはカラマネロがたっていないなど。まぁ、後攻1ターン目にクラハン投げるならあとだしハンマーの方が強いんですけど。
それと違いポケモンキャッチャーで表が出たとき、それは基本的に勝ちを意味する。呼ばれるはずがない裏を呼んでポケモンを気絶させてサイドを取るわけだから相手視点だとどうしようもない。後ろを呼ぶって偉大ですからね。

④裏が出たら負ける

クラッシュハンマーを採用するということは「クラッシュハンマーを採用しなければ勝てない」ということである。つまり、「クラッシュハンマーでエネを割らなければ勝てない」ということであろう。
クラハンでエネ割らなくても勝てるなら安定感に寄せた方が絶対強い。なぜなら50%で無になるリスキーなカードを使う必要がないから。まだ、ジャッジマンホイッスルで1枚引いた方が強い。
クラッシュハンマーという仮に表が出ても返される可能性があるカードを採用しなければ勝てないデッキというのは、そもそものデッキコンセプトや構築が間違っているのではないだろうか?クラッシュハンマーに頼らずとも勝てるデッキコンセプトや構築は十分に存在する。それへの試行錯誤を辞めてクラッシュハンマー採用という選択肢を取るのではなく、考察を続ける必要があるように感じる。


…ここまで書いて気づいたが、逆に言うと自分は能力が劣っているが強者にどうしても勝ちたいという場合はクラハンに頼るべきかもしれない。いつぞやの記事(https://note.com/dkryo07/n/n1dd96e72de2e)でも書いたが「実力=構築力×プレイング±運」だと考えている。クラハンという運要素を組み込むことでジャイアントキリングを狙いに行くことはある意味堅実かもしれない。

クラハンが入っているあらゆるデッキを食わず嫌いしていたが、もしかしたら上記の考察を全てした上での採用だったならばそれは非常に美しい採用な気もしてきた。
今までずっと、なんとなくでほぼ全部のクラハン採用を否定的に考えていましたがそう考えるとありな気もしてきました。

コインを投げるって結構なことだと思うので、採用をするならばそれなりの根拠と理由を持ってしたいなと改めて思い出しました。実は自分がおとりよせパッド7連表で優勝したときの構築記事は「おとりよせパッドの採用を否定させないこと」を目標にして書いていたりしてましたし笑


考察の上にあるコインならば、そのコインは美しいですからね。


いやでもまぁピカゼクや三神ザシアンっていうデッキタイプならクラハンなくても勝てるデッキだとは思いますけど笑


それでは。

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