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【スターターセットVMAX】収録内容からふと考えたこと【ポケモンカード】

どうもです。

今週はスターターセットVMAX発売ですね!
収録内容をここで改めて確認してみます。

このリストが発表されて色んなリアクションを見てみましたが、1番多いものの1つに

クイックボールの枚数違うの!?

という反応があったかと思います。自分も驚きました。
クイックボールは2020年3月上旬の頃には1枚あたり500〜円程の価値がついており、1枚違うだけでも相当印象が違うように思えます。スターターセットが約1500円くらいなのでそのうちの1/3を占めるか2/3を占めるかですからね。結構違います。
クイックボールの枚数というものは1人のユーザーとして買う基準になると考えていますし、自分以外にもそういう方は多いかと思います。
購買意欲を煽るためにもどちらにも2枚入れてよかったんじゃないの?と感じました。
が、冷静にリストを見返してみると単純にそういうわけではないのかなぁという気がしたので、そのことについてつらつらと書いていく記事になります。

まず、リストのトレーナーズの差分について確認していきます。

これが差分になります。逆にいうとこれ以外一緒なんですよね。個人的にはこんなにも似た収録内容なのかと驚きました。
ブイズのスターターセットのときは火打ち石やいれかえフロート、エレキパワーなどで各タイプの特徴をトレーナーズで表現していたりなどしていました。もし、今回それをする場合炎の方には溶接工が入ってくることになったでしょう。ここで1つ問題なのですが、溶接工ってあまりにも強すぎるんですよね。「炎には溶接工入れるから悪にはこれいれるね〜」と並ぶようなサポート(トレーナーズ)がないんですよね。仮にこれでクチナシやデンジャラスドリルが再録されてたりするとなんとも言えない気分になってたと思います笑
なんで溶接工入ってないのかなぁとも感じていたのですがこういうことなのかなと思いました。

ちょっと話が逸れてしまいました。
わずかしかないトレーナーズの差分を改めて確認してみましょう。
個人的に最も大きいと感じた差はソニアとポケモンごっこ。種ポケモンを並べる目的ならばソニアの方が強く進化ポケモンにも触れるのがポケモンごっこの魅力です。ここを踏まえて他の差分も見てみると、

◯ソニアが入っているオーロンゲデッキ
・ソニアの展開力があるのでクイックボールが控えめ
・ポケモンごっこがない関係でしんかのおこうが2枚
・基本エネルギーを持ってくる効果はサザンドラと相性が良い
◯ソニアが入っていないリザードンデッキ
・ソニアがないのでクイックボールは2枚
・ポケモンごっこがあるのでしんかのおこうは1枚
・ヤローのトラッシュ効果はセキタンザンと相性が良い

ということが見えてくるかと思います。

実はそれぞれに採用されているトレーナーズはセキタンザンとサザンドラ、それぞれと相性がいいんですよね。それに合わせてクイックボールの枚数は調整されたのかなと思います。

また実際にこのスターターセットでポケモンカードを始めるとき、ここの収録内容が全く同じだとつまんないのかなと思います。
例えば、友人や兄弟などとそれぞれ1種類1個ずつ買って交換しながら遊ぶことを想定してみます。リザードンVMAXで遊んでもオーロンゲVMAXで遊んでもクイックボールとポケモンごっこで回すポケモンカードよりも、こっちはクイックボールが二枚もあって片方はソニア使えるとめちゃくちゃ強い!みたいにした方が刺激があって楽しいでしょう。
「はー!クイックボール2枚も使えるのずるじゃん!」
「いや、おめーはソニアで1ターン目にオーロンゲ2匹持ってきてるじゃん!」
みたいな。そんな会話が生まれて楽しくなるのかなって思います。色んなカードに触って比較をすることでそれぞれのカードの特徴が見えてきたりしますしね。
もしかしたら、さらにこのカードを比較することから発展して「ほかにポケモン呼べるカードないのかな?」などと新しい比較対象を探すことが始まるかもしれません。そうなって新たなユーザーが増えていくのかもしれません。

クイックボールの枚数が違うことに対して、それなりにポケモンカードをしている立場からすると金銭的価値観やカードパワーの観点から考えて違和感は否定できません。

しかし、このスターターセットで実際に遊ぶこと、遊び始める層のことを考えるとこのような構築になったのかなって今は考えています。

今日のお話はこんなところで。色んな視点から考えると見えてなかったことが見えるかもねってお話でした。

それでは。



P.S.とはいえ、ボスの指令は入っててくれたらいいのになーってちょっとは期待してましたけどね笑

【5日目】

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