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ギラティナから学ぶデッキ草案作成術

どうもです。

本日はデッキ作りのお話です。

デッキ作りには大きく分けて3段階あると認識しています。完成を10としたときに、

①0を1にする草案作成
②1を8にする調整
③8を10に近づける最終微調整

の3段階です。
今回はこの中の01にする草案作成についてのお話です。

ギラティナVSTARのテキストが発表されましたね。
その簡易レシピみたいなものをちょいちょいTwitterなどで見たのですが、いくつかいやそうはならんやろと思ったりしたこともあり、自分でも草案を考えてみてついでにその方法を言語化してみようと思った次第です。

と、いうわけで早速本編に入っていきます。
ギラティナVSTARから学ぶ草案デッキの作り方。

①コンセプトを明確にする

まず何がしたいかを明確にしましょう。
例えば、
「フュージョンシステムでたくさんドローしながら戦いたい!」
「ソルロックの特性でルナトーンを育てまくりたい!」
「自分のベンチにダメカンをばら撒いてゾロアークVSTARで高火力を出したい!」
「マスタードれんげきの型を使いたい!」
など。シンプルであればシンプルであるほどベストです。
今回のギラティナVSTARの場合だと
「ギラティナVSTARで高火力を連打したい!」
になります。

②コンセプト達成の手段の検討

その次にそのコンセプトがどのようにすれば達成できるのかを考えます。やりたいことがシンプルであればあるほどその手段も単純になりますよね。だからコンセプトはシンプルな方がいいのです。
今回の場合だと「ギラティナをVSTARさせて要求エネをつけること」が必要になります。
ギラティナをVSTARさせるためにはギラティナVSTARやボールをたくさん採用しましょう。
エネをたくさんつけるために、今回はをその手段にミラージュゲートを採用しました。したがって、ここの枚数やロストゾーンにカードを貯められるカードももたくさん採用しましょう。

③採用枚数の決定

②の段階でデッキレシピに採用すべきカードが浮かびあがってきます。では、そのカードたちが何枚必要なのかを決定していきましょう。草案を作る上でここが1番大切だと思うのですが採用枚数は2枚か4枚のどちらかにしましょう。奇数採用は禁止です。必ず偶数枚採用しましょう。
基本的には4枚採用です。「いや、でもさすがにこれは4枚いらへん…よな?」というカードを2枚採用にします。
また、当然ですが基本エネルギーの採用枚数も自然と偶数枚になります。そして基本エネルギーは気持ち多めに入れましょう。ポケモンカードは基本的にポケモンにエネルギーを貼ってワザを使って戦うゲームです。草案の段階でエネルギーが多くて困ることなどありません。初期段階で少なめにして1人回しして「エネ引けん!ワザ打てん!おもんないこのデッキ!😡😡😡」ってなるのは色んな意味でもったいないです。エネは気持ち多めに入れましょう。

今回のギラティナVSTARの場合ですと
・ギラティナV
・ギラティナVSTAR
・キュワワー
・アクロマの実験
・クイックボール
・ハイパーボール
・ミラージュゲート
・ロストスイーパー
は4枚ずつ採用。ロストスイーパーを4回使う試合なんて基本的に存在しないとは思いますが、序盤に1枚目に触れたいですし「ロストゾーンにカードを貯める」は裏コンセプトですからとりあえず4枚。草案ですしね。多かったら後で減らしましょ。

そして、キュワワーが特性をたくさん使うために回収ネットは便利でしょう。2匹のキュワワーで3回はなえらびができます。
また、キュワワーの特性をたくさん使うため、キュワワースタートできなかった時にバトル場にキュワワーを出すため、ロストスイーパーの対象を自分の場に作るため、の3つの役割を担えるふうせんもとりあえず4枚入れときましょう。

エネルギーは合計10枚くらいあれば足りそうな気がしますが気持ち多めに合計12枚。

とはいえ、ボールでたくさん切ったり初手にキュワワーの逃げエネとかにつかったりとエネがトラッシュにいきがちな気もするのでふつうのつりざおを2枚くらい入れときましょか。ミラージュゲートの関係で山札にエネルギーあってほしいですからね。

そういえばスタジアムが入ってないですね。0はいやなので何か入れたいので序盤にあらゆるグッズが欲しいのでポケストップ試してみますか。個人的にまだ触ったことないので使用感試してみたいというのもあります。

そういえばサイドを取って勝つデッキなのにボスの指令入れてませんでした。とりあえず2枚。

てか、アクロマの実験4枚だけでちゃんと初手に使えるとも思えないのでネオラントVを入れますかね。4枚は流石に多すぎるので2枚。

④草案の完成

じゃーん

2行ギラティナ

⑤Q&Aコーナー

Q.1 ウッウいらんの?

A.いりません。とりあえずはいりません。
なぜならギラティナでワザ宣言することだけを考えてデッキを作っているので。ギラティナでワザ宣言をしたいんですから初期草案の時点でサブアタッカーなどいらないのです。

Q.2 ミュウやパルキアに勝てそう?

A.知りません。
とりあえずは勝てるかどうかじゃないんですよ。コンセプトを達成できるか否かなんですよ。

Q.3 かがやくポケモン入れ忘れてますよ

A.入れてないのです。
なぜなら偶数採用できないので。当然かがやくポケモン入れた方が強そうですが、かがやくポケモンのほかに何か奇数枚数採用のカードを選ばなければいけないのがだるいのです。
とりあえず草案として形作りして1人回しをしてみて「明らかにこれいらないじゃん!」ってカードを減らしてかがやくポケモンを入れれば良いのです。
あくまで今回の草案で考えるのは0を1にする作業です。かがやくポケモンの採用は1を2にするような作業かなと自分は認識しています。

Q4.サイドレース的にマッドパーティとかきつくね?

A.無理です。
そして、無理だから何?草案なんだから穴が多くて当たり前です。だって考慮してないもん。
最初の草案は特定の対面との闘い方なんてとりあえず考えなくて良いんですよ。

⑥まとめ

草案なんですから
・やりたいことをハッキリ明確にして
・それをやること"""だけ"""を考える
これが大事なんすよ。
たぶんなんですけど、ポケモンカードをプレイしてる人の自分も含めほとんどの人が天才ではないですし超有能ではないんですよ。だから最初から色んな要素考えながらデッキを考えようとしてもそれを処理する能力なんてないんですよ。てか、最初の草案からそんな色んな要素を処理する必要もないですからね。
難しいことを考えようとして60枚にすることもできずに、実際に形にすることなく終わることはもったいないです。穴だらけのレシピでもとりあえず60枚にして遊んでみたら思ったより楽しかったりするんすよ。脳内で考えてるだけでは思いつかなかったことに気づけたりするもんなんですよ。
実際、キュワワー思ったより強かったですし。ロストスイーパーなくても意外と2ターン目にロストゾーンにカード溜まりましたしね。

ポケモンカード好きなら、とりあえず60枚の形にして遊んでみなきゃもったいないわけですよ。弱くていいし穴だらけでいいからデッキにしてみましょ?それが草案というものです。
とはいえまぁ草案で誰かと対戦したときに「いや、負けましたけど草案なんですよね笑」とかいうのは惨めですけどね笑。やめましょうねそういうのは。

思ったよりてきとーだと思いませんでした?草案なんててきとーなんすよ。そんなもんです。


もちろん、あくまでもここに記したのは自分なりの草案の作り方であって絶対にこれが正しい!と保証するものではないです。
適当にてきとーに参考にしていただけると嬉しいです🙆‍♂️

質問などありまひたらお気軽にどうぞ。


ちなみに、お気づきの方はたくさんいそうですが今回のこのnoteは約1年前に書いたnoteの修正版ですね。
見覚えあるなーと思った方は正解です🙆‍♂️

https://note.com/dkryo07/n/n193ce6fe1243

それでは。



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