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【意識すると】相手の手札を予想しよう【見えてくる】

どうもです。

突然ですが問題です。

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Q.対戦相手はピカゼクデッキのようです。相手の先行1ターン目は
①ピカゼクスタートでターンの初めにドロー。
②クイックボールで雷エネルギーをトラッシュしてカプ・コケコ◇を呼ぶ。
③その後、手札からカプ・コケコVとカプ・コケコ◇をベンチに出す。
④バトル場のピカチュウ&ゼクロムに基本雷エネルギーをつける。
⑤番を終わる
という流れでした。
さて、この時の相手の手札に残っている3枚を予想してみてください。なお、こちらのスタートポケモンはジラーチとします。


こういう風なことを実際の対戦中に考えたことはあるでしょうか?
今回のテーマは

「相手の手札は予想できる」

ということ。
このような発想を持ったことがない場合「いやいや、手札なんて見えないんだから分かるわけないじゃん!」となるかもしれません。というか、自分が初めてその発想を持った時はそのように思いました。
しかし、意識してみると結構いたるところに相手の手札を予想するヒントはあります。それの簡単な例を紹介するのが今回の記事です。

では、冒頭の問題の解説に移っていきます。

ヒント1:クイックボール

クイックボール1枚で相手は2つの動作をしています。
A.雷エネルギーをトラッシュする
B.カプ・コケコ◇を対象にする
それぞれから予想できることあります。

まずはAより。これは次のターンに手張りをする余裕があることを示します。せんじんのまいこそありますが、仮に手張りをできないのならばせんじんのまいできたとしてと本末転倒ですからね。したがって、"基本雷エネルギー"あるいは"基本雷エネルギーに繋がるカード"を持っていることは予想できます。

次はBより。カプ・コケコ◇を対象に取ったということは「カプ・コケコ◇"以外のポケモン"を対象に取らなかった」ということです。さらに具体的に言うと「デデンネGXを対象に取らなかった」ということです。つまり、デデチェンジをする必要がなかったということです。
したがって、次のターンにつながる札を持っているというわけです。

AとBのことから「ドローカードを持ってる」のは間違いなさそうです。博士の研究orマリィorデデンネGX(あるいはそれに繋がるカード)とかですね。

ヒント2:カプ・コケコVをベンチに出す

カプ・コケコVが突然ベンチに出てきました。元々手札に持っていたのでしょう。しかし、相手のスタートポケモンはピカゼクでした。つまり、初手の7枚にはカプ・コケコVがいなかったことが予想できます。もし、初手の7枚にカプ・コケコVとピカゼクがいたならカプ・コケコVスタートするはずですからね。つまり、これはターンのはじめに引いたカードだったということです。
ということは、他にはポケモンは持ってないことが予想できます。せんじんのまいの要求値を考えるとピカゼクは初手はベンチにいるのが理想です。後1で打点乗せられてしまっても困りますしね。初手にピカゼク以外でスタートしておらず、相手のトップドローもほぼ特定できたとなるならばポケモンを持ってることはなさそうです。
3枚の手札の予想には直接関係はありませんが、トップドローを予想することができます。

ヒント3:バトル場ピカゼクのままでエンド

ヒント2のところでも書きましたが、ピカゼクをバトル場に放置したままターンを終えるのは少し避けたいです。逃すことができるならば逃しておきたいです。それゆえに、ポケモンいれかえを持っていないことが予想できます。

以上のことより
①ドローカードは持ってる
②エネもどちらかというと持ってそう
③ポケモンは持ってなさそう
④ポケモンいれかえも持ってなさそう
ということが予想できます。

ちなみに、実際の手札は
・博士の研究
・ボスの指令
・エレキパワー
の3枚でした。


このように、意識すると相手の手札を予想するヒントはあるものです。今回の具体例は比較的特に予想がしやすいものではありますが、意識すればするほどより複雑な盤面でも相手の手札を予想することができるようになります。
今回はクイズ形式のために盤面から予想することしかできませんでしたが
・対戦相手の思考時間
・対戦相手の目線
・対戦相手のとっさにでた一言
などそういうことからも手札を予想することができます。特に、思考時間は大きいですね。思考時間があるということは「考えられるほどの選択肢が手札にある」ということなので。まぁだから自分はたまに考えてるフリするんですけど笑

相手の手札を予想しながらやるポケモンカードはなかなか面白いものですよ🙆‍♂️

それでは。

【20日目】

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